三筑どろんこ保育園 「花で色水を作ってみよう」

2024.12.09

#保育園

保育者が散歩に出かけた際に見つけたオシロイバナを園に持ち帰り、夏の色水遊びを思い出して、花びらで色水を作ってみました。水がピンクに変化するとみんな興味津々です。「自分で作りたい」「花はどこにあるの?」と散歩先の公園の花が咲いている場所の地図を渡して花探しからスタートです。地図を見ながらオシロイバナをみんなで探していました。園に戻って花と水を混ぜて色水が出来ると大喜びでした。

ビニール袋に花と水を入れて混ぜる子ども

次の日から色水になる花探しが始まりました。花だけでなく、葉っぱや木の実も見つけました。紫色の木の実をすり鉢で潰してみましたが、紫の色水が出来ず不思議そうな表情を見せ、試行錯誤する姿も見られました。

ある日、園の花壇にマリーゴールドが咲いているのを見つけたので摘んでみることにしました。

園の花壇の花を摘む子どもたち

すり鉢を使ってすり潰し水を混ぜていくと、綺麗な黄色の色水が出来あがりました。コップに移してみたり、匂いを嗅いでみたりと楽しんでいました。「いい匂いがする。匂ってみて!」「バラの匂いじゃない?」と言う姿も見られました。

花をすりつぶす子どもたち

年長児の「黄色の色水(マリーゴールド)とピンクの色水(オシロイバナ)を混ぜたら色が変わるのかな?」という言葉から色水を混ぜてみることになりました。「どんな色になるのかな?」とみんな混ざる様子を見守っています。ほんの少しでしたが色がオレンジ色に変化すると「すごい!」と大喜びしていた子どもたちでした。

色水を混ぜて観察する子どもたち

散歩に出かけるたびに「お花見つける」「白い色になるかな?」と持ち帰り、すり鉢を使って花の色水作りを楽しんでいます。「紫の花の色水を土に混ぜたら、紫の泥だんごができるんじゃない?」と色がついた泥だんご作りの研究もスタートしました。これからも、やってみたい気持ちに共感しながら子どもたちの興味や関心を引き出していきたいと思います。

文:三筑どろんこ保育園スタッフ

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