メリー★ポピンズ 東武練馬「疑似体験（買い物ごっこ）～あなたは貯金派？浪費派？～」

メリー★ポピンズ 東武練馬ルームでのSDGsの取り組みについて５回に分け発信してきましたが、今回は園で行った買い物ごっこについて発信していきます。

子どもたちが遊びの中で店員役とお客さん役を決めてお店屋さんごっこをしている姿を見て、保育者がひらめき「買い物ごっこ」を開催することになりました。

まずは、様々な色の画用紙で財布作りを行いました。

次に、財布を作った子から、銀行から千円をもらい、買い物をしました。

買い物でお金がなくなっていくにつれ、子どもたちは、「〇〇が欲しい…でもお金が足りない。」「お金はどうしたら増えるのかな？」と困っていましたが、買い物ごっこのルールに沿って、ハローワークに行って仕事を探し、働いてお金を稼ぎました。

そこで稼いだお金をすぐに使う子もいれば、使わずに「次の買い物ごっこの時までとっておこう」と貯金する子もいました。お金に興味をもった子どもたちには、それぞれの使い道がありました。

今持っているお金で何が買えるのか、お金が足りなかったらどうするか等、子ども同士で話し合いをする姿も見られました。

子どもたちは、働いて稼ぐことの大変さ、物を大切に使うことを遊びの中で学んでいます。 また、さまざまな葛藤やお金の使い方について、子ども同士の会話から聞くことができ、個性が見られる一コマでした。

文：メリー★ポピンズ 東武練馬ルーム職員

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