メリー★ポピンズ 東武練馬「ともだちっていいな」

家庭や地域で異年齢の子ども同士が関わる機会が減少している現代、0歳から6歳までの子どもが一緒に過ごすどろんこ会だからこそ見られる姿を日常の園生活や行事等を通してお伝えしていきます。

入園してからの0歳児の様子は、家族から離れて初めての集団生活に大きな声で泣いたり、のけぞったり、保育者にしがみついたりして一生懸命に気持ちを伝えてくれていました。そんな中「このおと、このこえはなんだ?」「なんだかおもしろそう」と、少しずつ周りが見え始め、涙が止まり、興味を持った物の所へ手を伸ばして触ってみたり、ハイハイで見に出かけたりするようになりました。

1人で遊ぶ時間もとても貴重で大切ですが、友だちがいるからこそ興味や遊びが広がっています。友だちの姿をのぞきこんで見てお互いに様々な感情を抱きます。

友だちの顔を覗き込む子どもの様子

年上の子どもにとっては年下の子どもを手伝ったり、同じ視線になって見たりする中で思いやりや気づかいの気持ちを育む機会となります。

異年齢の子どもたちが遊ぶ様子

年下の子どもにとっては年上の子どもから様々な刺激を受け、憧れを抱いて「やってみよう」という意欲をかき立たせてくれます。

異年齢の子どもたちが遊ぶ様子

学ぶ(まなぶ)の語源は、真似る(まねる)からきているという説があります。

友だちや大人の行動を見て、様々なことを真似、いろいろな知識や技術を身につけ、世界が広がっていくようにこれからも子どもの見る、真似る行動を受け止め、挑戦していく姿を見守っていきます。

文:メリー★ポピンズ 東武練馬ルームスタッフ

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