メリー★ポピンズ 東武練馬「食材を身近に感じる」

今回、日常に取り入れている食育活動についてお伝えします。

まず、朝登園した子どもたちには、野菜の皮むきをお願いしています。特にカレーライスや肉じゃがの日は、玉ねぎを5キロほど使用するので、子どもたちと一緒に作業しています。

その他とうもろこしの皮むきやピーマンの種取りなども子どもたちにお任せしています。

献立によっては野菜が少ない日もあるので、「今日は玉ねぎないの?」と残念そうにする姿も時々見られます。

ピーマンの種を取る子どもたち

畑で採れた野菜があるときは「クッキング」をしています。子どもたちと「焼く、煮る、揚げる、どう調理したいか」「どんな味付けがいいか」を話し合います。自分で収穫したり調理したりすることで、普段給食で野菜をあまり食べない子がよく食べる姿も見られます。

畑でナスを収穫する子どもたち

昼食時、メリー★ポピンズ 東武練馬ルームではバイキング形式を取り入れています。自分が食べられる量を知ることが目的の一つです。みんなで完食を意識することで、残食量を減らそうという取り組みをしています。昼食後にこめ組で給食会議を行い、棒グラフを書いて前日の量と比べたり反省会を行ったりしています。

残食を0にすることを目標にしていますが、どうしても残してしまったごはんは、コンポストに入れています。生ごみを土の中に入れることによって、微生物の働きにより肥料に変える仕組みのことで、SDGsの観点から今年度新たに始めた活動です。メリー★ポピンズ 東武練馬ルームには園庭がないため、段ボールコンポストを採用し、実践しています。

コンポストを使う子どもたち

主な活動はこのようになりますが、他にも食育活動など随時行っています。これからも、子どもたちが食べることに興味を持てるような活動を取り入れていきたいと思います。

文:メリー★ポピンズ 東武練馬ルームスタッフ

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