メリー★ポピンズ 東武練馬「命の捉え方」

散歩へ出かけると子どもたちは様々な「発見」をします。雲の形や乗り物の音、色づいた葉など様々な発見をするなかで、特に最近のあずき組の子どもたちが興味を示しているのが「虫」です。

先日、どんぐり山の深緑地という公園へ行った際、一匹のミミズを見つけ、子どもたちは大騒ぎでした。

木の棒でつついてみたり、掬い上げてみたり、ちょっと怖くてでも気になってその様子を少し離れたところから眺めてみたり、「○○くんできるよ!」と手で掴む子もいました。

ミミズを触る子どもたちの様子
ミミズを触る子どもたちの様子

触ることができる子も木で触ろうとする子も離れたところで見ている子もみんな「興味がある」という気持ちは一緒でした。

しかし、「触ってみよう!」がエスカレートし、ついには木の棒でミミズを引き裂いてしまいます。

「うわ!すご!」と感嘆の声をあげる子もいれば、無言で覗き込む子もいました。そんな中、一人の女の子が「○○くんそんなことしたら可哀想だよ」と呟きその場の雰囲気が変わりました。そこで保育者が「ミミズにも命があるんだね」と伝えると神妙な面持ちになっていました。

ミミズを観察する子どもたち

生き物に興味は出てきたけれど、どのように扱ってよいのかよく分からない様子の子どもたちに「命ってなあに?」と伝える難しさを感じました。

子どもたちは死んでしまったミミズを見て、女の子や保育者の言葉を聞いて何を感じたのでしょうか。

文:メリー★ポピンズ 東武練馬ルームスタッフ

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