メリー★ポピンズ 豊洲「食の循環を知る～魚の解体～」

今回はメリー★ポピンズ 豊洲ルームの食の循環を知る活動を紹介します。豊洲ルームでは、初めて「魚の解体」という行事を行いました。いつも給食やご家庭で食べている魚はどんな形をしていて、どうやって食べられる形になっていくのか、その過程を見ていくことで、子どもたちに少しでも命の大切さを感じてもらいたいと思い、今年はこの行事を取り入れました。

今回解体した魚は、子どもたちにとっても身近なアジを選びました。手を洗い椅子に座ると、すでに子どもたちはワクワクとしている様子でした。魚を出すと「大きいね」「ピカピカだね」と子どもたち同士で感想を伝えあい、楽しそうに参加していました。栄養士が包丁を使っている際の注意点を伝え、その後実際にアジに包丁を入れると、集中してその様子を見つめていました。

身を切り離すたびに子どもたちは拍手をして大盛り上がりをしていました。

三枚におろされたアジをトレーに並べて子どもたちの前に置き、栄養士が部位ごとに説明をすると、真剣な顔で話を聞き入っていました。保育者がこのアジはおやつで食べるという事を伝えると「楽しみだね」「たくさん食べる」と食への興味と期待が高まっていました。今後も食の循環を知る活動など「本物の経験」の機会を子どもたちにつくっていきたいと思います。

文：メリー★ポピンズ 豊洲ルーム　職員

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