メリー★ポピンズ 豊洲「食材と食の循環を知る『魚の解体』」

2月22日(水)に、豊洲駅近くの魚屋「かとう」のスタッフさんをメリー★ポピンズ 豊洲ルームにお呼びし、魚の解体の様子を見させていただきました。

ワラサを目の前にした子どもたち

今回は「ワラサ」という少し小さな魚を捌いてもらいました。「ワラサ」は、スズキ目アジ科ブリ属に属している回遊魚で成長すると、「ブリ」になります。

三枚におろした魚

三枚おろしにしている写真です。頭を切り離し、身を三枚おろしにしていると「動いてないね」「死んでいるね」「これはなに?」「骨だよ」と子どもたちの声が聞こえてきました。

魚の頭や心臓、エラなどをジップロックに入れ、子どもたちが触れるようにしました。

「口が開くよ!」「ベロがあるね!」

始めは怖がっていた子もいましたが、袋の外からはみんな触ることができました。じっくりと魚を観察し、刺激的な体験だったようです。そのあとの給食では目の前で捌いてもらった「ワラサ」が出てきました。

ワラサを食べる子どもたち

「おいしい!」「おかわりー!」

解体されるところを見ていたこともあり、みんな興味津々です。ぺろりと完食してしまいました。素敵な食材と食の循環を知る体験になりました。

このように私たちは普段スーパーに売っている魚の切り身も、元は海・川を泳いでいる魚だということを実際の体験を通して教えています。今後も私たちが生きるために必要な食事は「尊い命」をいただいているということを実際の体験を通して伝えていきたいと思います。

文:メリー★ポピンズ 豊洲ルーム 職員

メリー★ポピンズ 豊洲ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop