メリー★ポピンズ 豊洲「1月~食育:手作り味噌でクッキング」

立春を過ぎても寒さがぶり返す時期ではございますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 今回は5月度の当園のブログ「5月 ~食育:味噌作り~」でもご紹介しました味噌について、実際にその味噌を使って料理をしたり、味わったり、クッキングを行いましたので、紹介していきます。

まず初めに自分たちで作った味噌を思い出しながら、味噌の匂いを嗅いでみました。5月に作った際にはあまり感じられませんでしたが、8か月間発酵させるとお店で売っているような味噌の匂いを感じることができました。子どもたちは「みそのにおいがするね」「おみそしるのにおいだ」等、味噌であることに気付きながら興味津々の様子でした。

マヨ味噌作り

次に味噌を使った料理を行いました。「マヨ味噌」と「甘味噌」の2種類を作りました。上の写真はマヨネーズと味噌を混ぜて、マヨ味噌を作っている際の写真です。子どもたちは力強く丁寧に混ぜていました。また、友だちが混ぜている姿を見て「はやくまぜたい」と意欲的に取り組んでいました。

甘味噌作り

マヨ味噌を作り終えた後は、甘味噌を作りました。甘味噌は味噌とみりんを煮ながら混ぜて作りました。火を扱う作業でしたので、火傷には十分に注意をして料理をしました。味噌とみりんを混ぜて煮ていくと、少しずつ甘味噌の良い匂いが漂ってきました。子どもも保育者もこの匂いにつられてお腹が空いてきました。

味噌を楽しむ子どもたち

最後に自分たちで料理したマヨ味噌と甘味噌をブロッコリーやニンジン、しいたけにつけて食べてみました。普段はあまり野菜を食べるのが進まない子どもたちも、ブロッコリーやニンジンを自分たちで作った味噌に付けて美味しそうに食べていました。保育者が「どっちの味噌が美味しい」と子どもたちに聞くと、マヨ味噌を指差す子どもが多く、完食していました。

このようにして味噌がどのようにしてできていくのか、また、作った味噌を実際に料理して食べたことで子どもたちは食の循環や味噌作りの伝統を学ぶことができました。

また、手作り味噌の良いところは好きな味(今回は大豆1に対して、麹を2にして甘い味噌にした)に作ることができることと、添加物を使わないところです。時間は長くかかってしまいますが、ご家庭でも簡単にできますので、ぜひお試しください。

文:メリー★ポピンズ 豊洲ルームスタッフ

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