メリー★ポピンズ 豊洲「ホンモノの体験を子どもたちに…」

メリー★ポピンズ 豊洲ルームでは、毎週月曜日と木曜日に夢の島区民農園へ行き、畑仕事に取り組んでいます。今月のブログでは、畑仕事や自然の中での体験を楽しむ子どもたちの姿をご紹介します。

大根の苗を植え

ピーマンやトマト、かぶや枝豆など子どもたちにとって馴染み深い野菜を選び、育ててきた今年度。9月には大根の苗を植えました。草むしりや水やりはもうお手の物で、真剣に土と向き合う姿がありました。

じょうろで水やりする様子

週に2日、畑に足を運ぶ子どもたちですが、バスでの移動中には、「だいこんおおきくなってるかなぁ」「(虫に)たべられてないかな…」など、期待とちょっぴり不安に思う気持ちを友達や保育者に伝える姿も見られるようになりました。

大根の収穫

「わぁ、すごい…」

みんなで大切に育ててきた2か月間。11月には大根の収穫を経験することができました。苗を踏んだり、気になってしまい早々に摘み取ってしまったりしていた春、雑草がボーボーに生い茂ってしまった夏など、失敗も経験していた子どもたちだったので、喜びはひとしおの様子でした。

調理した大根を食べる子どもたち

翌日は、収穫した大根を調理しいただくという経験もした子どもたち。まずは、匂いを嗅いだり触ったりして調理される前の大根を感じ、その後に包丁を使って切ったり、炒めたり、醤油で味付けをしたりとクッキングを楽しみました。いざ実食。「おいしい!」「食べられた!」「うーん、もういらない…」など、素直な感想を聞かせてくれました。栽培し、収穫し、調理をし、いただく。なにより食の循環を経験できたことが、子どもたちにとっても、保育者にとっても貴重だったように感じます。

これからも、10よりも100の経験の機会を創り、子どもたちの“自分で考え、行動する思考”を育んでいけるよう支援していきます。

文:メリー★ポピンズ 豊洲ルームスタッフ

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