達成感を得ることができた、初めての畑仕事

今年度から発達支援つむぎ阿佐ヶ谷ルームでは、阿佐ヶ谷にあるシェアハウスのお庭をお借りし、畑仕事に挑戦しています。スタッフ全員畑素人の中、地域の方や保護者の方々にアドバイスを頂きながら子どもたちと活動を始めています。今回は、仲良しの年少さんと枝豆の苗を植えに行きました。

絵本の読み聞かせをする職員

「そらまめくんのぼくのいちにち」の読み聞かせでイメージを膨らませます。走ることが大好きな子どもたちですが、外の空気や土の匂いを感じながら集中して絵本を見ることが出来ました。

スコップで畑を耕し始める子供達

スコップを使って土に穴を掘ります。土の感触が苦手な子も、みんなと一緒に参加出来て保護者の方も驚かれていました。

苗を植える子供達

いよいよ枝豆の苗を植えます。「そーっとだよ」と伝えると、優しく苗に触ることができました。「これは僕の!」と自分で植えた枝豆がどれなのかを教えてくれました。

ジョウロにお水を入れる子供達

苗を植えたらお水をあげます。蛇口をひねるのが難しいお友達に、「僕がやってあげるよ」と自らお手伝いをしている姿が印象的でした。「喉乾いているかな?」と発想豊かにお話をする子どもたち。いつもはお水遊びが大好きな子も、この日は水道と畑を何度も往復しながら枝豆だけではなく、他の野菜やお花にもたくさんお水をあげていました。生き物にも興味津々。ちょうちょやハエを発見しては、「葉っぱ食べにきたのかな?」「お花いい匂いなのかな?」とたくさんお話をしてくれました。

一通り畑仕事が終わったら、自然においかけっこが始まりました。苗やお花を踏まないように気をつけていても、踏んでしまったときは「ごめんね」と声を掛けて撫でてあげる姿もみられました。最後は畑を貸してくださっている地域の方に「ありがとうございました!」のご挨拶が元気にできました。元気いっぱいの子どもたちも、目的を持って畑仕事に取り組み、終わったあとの達成感が伝わってきました。「また来ようね!」「楽しかったね!」と言い合いながら、さようならをしました。

みんなの枝豆が大きく育ったら、収穫して一緒に食べてみようと思っています。その時どんな表情が見られるのか、今から楽しみです。

文:発達支援つむぎ阿佐ヶ谷ルーム 職員

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