地域の一員として参加した「阿佐谷七夕まつり」

発達支援つむぎ阿佐ヶ谷ルームがある阿佐ヶ谷駅周辺の「阿佐谷パールセンター商店街」では、毎年「阿佐谷七夕まつり」という大きなお祭りが開催されます。昭和29年の初回から続いている伝統のハリボテが、商店街にたくさん飾られます。今年はつむぎの子どもたちと一緒に、つむぎで飼っているめだかのハリボテを作って参加しました。

阿佐ヶ谷ルームの魚のハリボテ

お祭り開催期間中に、グループの子どもたちとつむぎのハリボテを探しに行きました。大賑わいの商店街を歩くのは大人でも大変です。これまでも何度かグループで商店街を歩いたこともあり、子どもたちはしっかりルールを守って職員から離れず、「あ、おばけのハリボテ!」「こっちは動くんだよ!」などたくさんお話をしながら元気に歩いていました。つむぎのハリボテを見つけた瞬間「あ!あったよー!!」「先生、見つけたよ!!」と大喜びで報告してくれました。

ハリボテ作りに参加した子は「僕のハリボテ」、作っていない子も「つむぎのハリボテ」を見つけてみんなとても誇らしい表情でした。お祭りに遊びに来ていらした周りの方々も、そんな子どもたちを微笑ましく見守ってくださいました。

ハリボテの前で記念撮影する職員と子どもたち

また、お祭りに出店されていた群馬のお野菜が余ってしまったとのことで、これまでの地域住民の方とのご縁からつむぎにお声がけいただき、寄付していただきました。

商店街でいただいた野菜

ぴかぴかトマトとなす、まだトゲのあるきゅうり。新鮮なお野菜に子どもたちも保護者の方も大喜び。本当にありがとうございました!

トマトを選んだ子ども
トマトを選ぶ子ども

地域の一員として参加した七夕まつり。子どもたちにとって自分が作ったものが飾られること、自信につながる経験となったのではないでしょうか。地域と繋がることで自然にあいさつし合える、いろんな人に「すごいね」「がんばってるね」と声をかけていただく、子どもたちを見守る目が増える。つむぎや園など、慣れた場所で出来るようになったことを知らない人、初めての場所でもできた!という経験につながる。そんなことをたくさん感じることが出来た七夕まつりでした。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム職員

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