つむぎ阿佐ヶ谷ルーム体験学習「光の七変化。いろんな色がみえたよ」
2019.12.06
#発達支援
発達支援つむぎ阿佐ヶ谷ルームの11月の体験学習は、「光であそぼう」でした。今回は水を入れたペットボトルにいろんな形のセロファンを張り付けます。両面テープを剥がしてペットボトルに貼りますが、指先を上手に使いセロファンが破れないように、そっと剥がすことが出来ました。いろんな色を使う子もいれば、2色だけ使うなど、自分だけのオリジナリティ溢れるライトが出来ました。
完成したら、部屋を暗くして、ペットボトルの底から携帯のライトを照らします。すると水の反射で光が照らされ、天井にはカラフルな色がたくさん映し出されます。子どもたちは勿論、保護者の方からも、「天井に色がうつって、きれいだね~」と声が沢山聞こえてきました。
続いては、ステンドグラス作りです。黒い画用紙に星や家の形がくりぬいてあります。その周りに貼ってある両面テープを剥がし、カラーセロファンを貼っていきます。セロファンは好きな色を自分で選択することで、一人ひとり違う作品が出来上がります。
「すごーい、きれ~い」「もっと、作りたい」 との声。花や車などの型を用意しておいたことで、2枚目は自分で作る子どもがいました。手で型が動かないようにしっかり抑えながら、鉛筆でなぞります。左右の手の動きを意識することで、感覚や脳の機能の成長につながります。ハサミの操作も細かく難しい作業ですが、自分で作り完成した時の喜びは大きいですね。子どもたちのやりたい気持ちを大事にしてあげたいです。
さあ、出来たステンドグラスを窓に展示します。「いろんな色で、きれいだなぁ~」と自分の作品を惚れ惚れと眺める子も。その作品を段ボールハウスの窓枠に貼り、子どもたちは中に入ります。スタッフや保護者の方に外からライトを照らしてもらうと、カラフルな光が差し込み、とても奇麗でした。
出来上がった作品を全部、並べてみました。友だちの作品と並べたことで、豪華に見えますね。持ち帰った作品は家の窓に飾ったり、「ペットボトルライトが気に入り、毎日照らしているんです」という話も…太陽やライトの光は子どもたちの心も豊かにしてくれますね。
文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム職員
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