つむぎ阿佐ヶ谷コラムvol.3「初めての保護者サロン」

発達支援つむぎ阿佐ヶ谷ルームにて、2020年度初めての保護者サロンを実施しました。

今回は保育所保育指針と小学校の学習指導要領を交えて、今後の子どもたちが過ごすであろう社会、「未来を見据えた子育て」について保護者の皆さんと考える時間となりました。

保護者サロンの様子

小学校以上の学習指導要領では「主体的・対話的で深い学び」が最も大事なものとされています。そのような姿勢につながることとして、乳幼児期の子どもに対して私たち大人は、丁寧に関わって応じてあげること、子どもの「やってみたい」気持ちから沢山の「本物の経験」を共にして、自信や社会性につながる非認知能力をつけてあげることが大切だと言われています。

非認知能力とは

  • 忍耐力(目標に向かって頑張る力):難しい課題において「最後までやってみよう」「できるまでやってみよう」とやり抜く力
  • 社会性(人とうまく関わる力):物事を進めていく際に「こうやったらどう?」「手伝うよもっと~したら」と他者と協力する力
  • 自信・楽観性(感情をコントロールする力):失敗しても「大丈夫、できるよ」「次は成功するよ」と気持ちをコントールする力

など、IQで測れない力と言われています。

非認知能力のイメージ

お母さんたちとざっくばらんに話をしたり、子どもの未来を支えていくために一緒に少しお勉強してみたり、そのような場になればと思っております。ご参加ありがとうございました。

当日の保護者サロン資料「子どもの育ちと未来」

最後に少しだけヨガで行われている呼吸法を紹介しました。今の見通しの立たない時期にはリラックスを意識的に行うことが大切だと思います。次回以降のブログで随時ご紹介したいと思います。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム職員

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