つむぎ阿佐ヶ谷6月体験学習「にじいろグループ」

発達支援つむぎ阿佐ヶ谷ルームの6月の体験学習は、4月から開始した『にじいろグループ』を実施しました。にじいろグループでは子どもたちの「やってみたい!」という気持ちが実現していくよう、子どもたちが一から考えて遊んだり、試したりという工程や、異年齢の子どもたち同士が相談したり、真似てみたりという姿を育めたらという思いで始まったグループです。

ミニカーで遊ぶ子ども

3階のお部屋は全て解放しており、どこで何を手に取って遊ぶかは子どもたちの自由です。今回は小さい部屋にスライムや絵具などを用意し、大きい部屋にはダイナミックに身体を動かせるコーナーや玩具を用意しました。

平均台をわたるこども

年長の男の子が登るのをみて、2歳児の男の子も真似して登ります。「真似しているよ」と言われて年長さんも嬉しそうな表情をしていました。にじいろグループでは、このような異年齢ならではの関わりも見ることができます。

スライムの的あて

年長さんが作ったスライムの的あてです。決まりがないからこそ、子どもたちの自由な発想から素敵なおもちゃが生み出されました。

子どもが描いた自由な絵

スライムで絵を描く子もいました。スライムが滴ったり、色が混ざっていくことにより、時間が経つにつれて変わっていくおもしろい絵ができました。

4月にも参加していた子は、にじいろグループでの過ごし方の変化や、成長が見られました。スタッフも子どもたちの「やりたい」という気持ちをどう実現できるか子どもたちと相談したり、そんな遊びもあるのかと気づかされたり、とても貴重な経験をすることができました。今後も子どもたちの主体性や対話の力を育む『にじいろグループ』を、定期的に実施していこうと思います。

同時間帯に保護者サロンも実施しました。今回は子どもたちの行動の裏にある気持ちや意志を、保護者の方と一緒に考えてみました。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム職員

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