発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム「タイダイ染めで世界に一つだけのTシャツを作ろう」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームの体験学習でタイダイ染めを行いました。

まず最初に子どもたちは、見本を見ながら、タイダイ染めの醍醐味である模様を保護者と一緒に考えました。

麻紐と輪ゴム、ペットボトルのキャップ、好きなものを自由に選んで取り組めるように真ん中に置いたことで、紐の長さの調節を自分で考えたり、輪ゴムの数を考えて持ってきたり、それぞれが主体的に参加していました。

次の縛る工程では、見本を参考にして、親子で考えて紐や輪ゴムをTシャツに括り付け、一生懸命に縛っていました。また、ペットボトルのキャップをTシャツに入れて輪ゴムで縛って「てるてる坊主みたい」と言ってイメージを膨らませる子もいました。

次に、染料を服に付ける工程では、色見本表から好きな色を選んで染めました。タイダイ染め専用の7色の中から好きな色を2色選び、処に付けるかを考えながら慎重に色を付けている様子が伝わってきました。

そして、服を蒸し器に入れていると「見ていたい」「なんで入れるの？」と気になったことをどんどん質問をしていました。職員がTシャツを蒸すことで色が定着することを伝えると子どもたちは驚いていたようです。また、蒸しあげるのを待っている間に大きな模造紙にペインティングをしました。完成した絵は、最後にTシャツと一緒に写真を撮る時の背景にしました。

最後に、蒸しあがった服の紐や輪ゴムをほどき、水洗いして絞る工程を行いました。

熱い為、水で冷ましながらほどいていると「熱い」「冷たくなってきた」など温度の変化に気づく子がたくさんいました。絞るときは誰も諦めることなく親子で協力して絞っていました。

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。服を広げた時のあふれる笑顔から子どもたちの達成感が伝わってきました。「洗濯したら着る」と言っている子が多く、みんなが作品を着てくる日をスタッフ一同楽しみにしています。

文：発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム施設情報を見る