発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「秋の高尾山に登ったよ」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム10月の体験学習は、高尾山に登りました。少し涼しく気持ちの良い気温の中、緑いっぱいの4号路を通って山頂まで歩きました。

自分の足で登り、登頂の達成感を自信に繋げることや身体の使い方を知ること、たくさんの自然に触れ、発見することの楽しさを感じてもらうことをねらいにしています。

まずケーブルカーに乗り、山の中腹へ向かいます。子どもたちは斜めになっている車体や、どんどん緑が深くなっていく景色に夢中になっていました。ケーブルカーはぐんぐん登り、すぐに中腹へ到着しました。

これから山に登るのでしっかり準備体操をします。膝を曲げて屈伸をしたり、腕を上げて身体を伸ばしたり、山に登る準備は万全です。

屈伸をする子どもたち

いよいよ山道を登っていきます。山の中は、根が張っている場所や細い道、崖など危険な個所も多くあります。子どもたちは、自分自身で危険に気付き、足元や周りをよく見ながら歩いていました。木の根元に生えたきのこや上空から聞こえる鳥の声など、発見がたくさんあり、「みつけたよ!」「こんなところにあったよ!」と友だちや大人と共有する姿も見られました。

半分まで登ったところで、ベンチに座って休憩をしました。ふっと一息ついた後は、各々周りの自然を観察して過ごしていました。たくさん葉っぱを拾った子が友だちに分けてあげている姿も見られました。休憩していたベンチの下をのぞくと、大きなきのこが生えていました。図鑑を持ってきていた子が何のきのこかを調べて、みんなに教えてくれました。

葉っぱを渡す子ども
図鑑で調べている様子

山頂に近づいていくと、階段が多くなってきます。普段登っているものより段差が高く、足場がでこぼこしている階段でしたが、足を高く上げ、しっかり体幹を使い頑張って登っていました。

山道を登る様子

階段を登り切った後は、ようやく山頂です。「やっとだ!」「上まで登れた!」と嬉しそうな笑顔が見られました。登頂記念のメダルをもらい、誇らしげな様子でした。

メダルをもらう子ども

参加してくださった皆さま、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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