発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「おきにいりのシャツをつくろう!」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム4月の体験学習は、タイダイ染でTシャツを作りました。

昨年度も行っていた人気イベントです。鍋で蒸して作っていたTシャツを今回はぬるま湯のみで実施してみました。また、新たな色を加え、子どもが使いたい色の選択幅を広げました。

まずは塩水にシャツをつけて、色が着色しやすいようにします。子どもたちにはその間どんなふうに輪ゴムを留めたいか、何色を使いたいか考えてもらいます。

前回は色水を事前に職員が用意していましたが、今回は色水作りから子どもたちに行ってもらい、好きなように輪ゴムを結んでいきます。輪ゴムをシャツにくくることは難しい子が多いですが、保護者と一緒に力を込めて一生懸命行う様子がみられました。

色水でTシャツを染める子ども

輪ゴムをくくりつけた後は、好きな色をシャツにかけていきます。

ドレッシングボトルの先端をシャツに向けるため、距離感を図ることや力の調整が必要になります。また、色が混ざり、重なることで色が変わることに気づいていきます。

染めたTシャツをぬるま湯に入れる様子

色をつけて15分程待った後にTシャツをぬるま湯に入れて余分な色を落としながら輪ゴムを外していきます。輪ゴムを外すと「あ!色ついてる!」と嬉しそうに子どもたちはTシャツを絞って広げます。

染めたTシャツを見て喜ぶ子ども

最後に固着液へTシャツを再度つけこみ完成です。

染めたTシャツを広げて見せる子ども

今回のタイダイ染は、色の混ざりあいを楽しむことや輪ゴムをつまむ、引っ張るといった巧緻動作を培うこと、完成したTシャツを見て「できた」と達成感を得ることを目指しました。早速、子どもたちがマイTシャツを着てつむぎに来所してくれたのを見て、職員もとても嬉しかったです。

次回は、酪農体験、消防署見学をご紹介します。お楽しみに!

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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