発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「高尾山に登ってきたよ」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームの10月体験学習では高尾山(東京都八王子市)に行ってきました。悪天候の不安もありましたが当日は曇りになり、決行することができました。

まずはケーブルカーに乗って高尾山駅まで上がります。行きのケーブルカーでは先頭車両の前の窓から上に上がっていく様子や、双眼鏡を持参して席から景色を見て楽しむ子もいました。

高尾山駅に到着した後はいよいよ山登りです。準備体操をしてから臨みました。

ケーブルカー内での様子

山のコースはいくつかあり、今回は4号路のつり橋のあるコースを登りました。自然の中を歩いていくので、空気がとても澄んでいました。階段や木の根っこが多く、登りにくさがあり、道も狭いです。通りすがりの人と「こんにちはー」と挨拶を交わす様子もありました。つり橋のところでは多くの人が渡るため少し揺れるので、みんな慎重に渡って行きます。

つり橋を渡る様子

コースの半分まで来たところで、10分ほど休憩を取りました。おやつを食べたり、水分補給をしたりして残りのコースに臨みます。

階段の一段一段に高さがあるところもあり、足をしっかり上げたり下ろしたり子どもの足では大変そうな部分もありました。「階段があるよー」「木の根っこがあるからね!」など、先頭方面にいる子がスタッフの伝言を後ろにいる子に向かって伝えてくれていました。

コースの半分を超えたあたりから、「疲れた」「もうすぐゴール?」という声が聞こえてきました。先の見通しを伝えながら「頑張って登るぞー!」とやる気を出している子もいました。

手をつないで山を登る親子の後ろ姿

頂上が見えてくる頃には疲れた表情を見せる子もいましたが、全員で無事に頂上にゴールができました。最後は頑張ったメダルをもらい、その後はそれぞれ持参した昼ご飯を食べたり、休憩をしたりして過ごしていました。

メダルを付けた子どもの姿

山登りを通じて誰一人大きな怪我無く、昨年度経験した子もさらに歩く力が身に付き登れるようになりました。山の終盤では疲れが出ている姿もありましたが、最後まで諦めずに登り切ることができ、達成感に繋がったと思います。今回、ご家族揃ってご参加くださった家庭も多く、家族の思い出にもなったのではないかと思います。これからも様々な子どもたちの成長が感じられるような活動やチャレンジをしてまいります。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

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