つむぎ調布「かかしづくり」

2020.09.24

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ調布ルームです。今回、グループ指導にて、かかしづくりに挑戦しました。

「かかしのお仕事ってなんだろう」

はじめに絵本を読み、鳥を追い払うことだと子どもたちに知ってもらいました。

そのあとに、グループ内で作業を分担して1つのかかしを作りました。1つ目のグループは、かかしの頭部作りです。トイレットペーパーを棒につけ、ぐるぐる巻き取ることを楽しみながら、腕の使い方などを学びました。丸めたトイレットペーパーを袋に詰め合わせ、顔にしました。

かかしの頭部

毛糸で見立てた髪の毛も貼り付けます。作業を進めていると、「短い髪がいいな」との声が。それを聞いた女の子は「わたしみたいに長い髪がいいな」とのこと。さて、短い髪と長い髪どちらがいいかな?みんなで話し合いです。

「かかしが本物の人間に見えるように、風が吹いたときに髪が揺れてもおもしろいかもね」とスタッフから伝えると、それぞれ考え、「長い髪でもいいよ」と意見がまとまりました。

2つ目のグループでは、かかしの洋服を装飾しました。畑の中でさらに目立つよう、絵の具をたっぷり塗り、スタンプもつけました。

かかしの洋服作り

後日、みんなで畑へ行き、かかしを立てました。まずは、全員で深さ30センチの穴を掘ります。30センチのものさしで確認しながら、「まだだね」「もう少しだ」と力を合わせながら掘り進めました。

土を掘る子どもたち

穴が掘れたら、かかしを支える係と土を穴に戻す係に分かれます。かかしを支えていた子が「疲れた」とつぶやくと、それを聞いた子が「ぼくもやるよ」と支える側にまわってくれ、ここでも力を合わせる姿が見られました。

カカシを立てる子どもたち

かかしが自立したところで、仕上げに土を踏み固めます。

「ジャンプしたらいいんじゃない?」と提案があり、みんなでジャンプをし、土をかためて完成です。3回の活動を通して、かかしについて知り、みんなで力を合わせて作り上げたかかし。

畑にたつかかし

今も倒れることなく畑を守ってくれています。

文:達支援つむぎ 調布ルーム 職員

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