つむぎ調布「秋冬仕様の畑」
2020.11.06
#発達支援
少しずつ寒くなり、調布ルームの畑は夏から秋・冬使用に変わりました。
子どもたちが一生懸命、夏野菜の茎や葉っぱを片付けてくれました。「この茎は固いなぁ」「こんどはこの大きいのを取りたいな」など、なかなか抜けないものも楽しみながら抜いていました。
葉っぱや抜いた茎は、台車に乗せて草置き場に持っていきます。台車を押してみたくて、頑張る子どもたちも沢山いました。台車は左右の手の力や体を使ってバランスを取らないと、傾いてしまい草が落ちてしまいます。手の力やバランスを取る力・体幹を整えることを、楽しみながら行うことができます。畑仕事の中でどう楽しく発達を促していけるか、日々試行錯誤しています。
皆で頑張り、畑がとても綺麗になりました。
ここからは土づくりです。牛糞と石灰をシャベルで混ぜて、野菜が育ちやすい土を作ります。この活動も子どもたちに手伝ってもらいました。
今年の畑活動は「子どもたちと一緒に」を目指して行っています。去年までは職員が中心に準備を行っていたことも、今年はできるだけ子どもたちに手伝ってもらうように心がけています。子どもたちに畑のことを手伝ってもらうことが多くなるにつれて、畑のことを気にかけてくれる子が多くなっています。
土が出来たら、種芋を植えます。土を掘り、種芋を入れてから土をかけ、その後水をたっぷりあげました。
少しずつジャガイモの葉が大きくなっています。 ジャガイモを植えた子どもたちと畑の様子を見に行くと、「あれ、こんなに葉っぱが出てる」とびっくりしている姿がありました。「早くお芋できないかな」「ぼくはコロッケにするんだ」と今からジャガイモをどう使うかを楽しみにしている子もいます。
天候によってうまく出来るかどうかを子どもたちと共に考え感じながら、畑仕事に取り組んでいきたいと思います。 頑張って植えた作物を、子どもたちが作ったかかしが見守ってくれています。
秋・冬野菜は他にカブを植えています。
文:達支援つむぎ 調布ルーム 職員
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