つむぎ調布「友達との関わりを大切にした活動」
2020.12.22
#発達支援
発達支援つむぎ 調布ルームでは、グループ活動以外でも友達との関わりを大切にしています。個別活動同士での交流を行い、少人数での関わりを増やすと、友達と一緒に楽しむ子どもの姿があります。その中の一部活動をご紹介いたします。
街づくり
友達と一緒に世界で一つだけの自分の電車を作り、その後に線路のある街づくりをしています。駅や踏切の場所をどこに作るかの相談や、駅内にお店を置くかどうかを相談し、素敵な街を作っていました。
お店屋さんごっこ
折り紙で食べ物を作り、お店屋さんごっこをしました。お客さんとお店側のどちらにするかを相談して決めてもらうと、お客さんよりお店屋さんをやりたい子の方が多くいましたが、お客さんを職員たちがやってみると、お客さんの楽しさにも気づき、「次はぼくもお客さんやりたい」という声があがっていました。自分で作った食べ物が売れていくと子どもたちは嬉しそうな表情をしていました。
【協力UFOキャッチャー】
二人で力を合わせて取り組むゲームです。真ん中に輪ゴムがついており、二人で緑色・青色の紐を引っ張ります。真ん中の輪ゴムを広げ、その中に取りたいものを入れて持ち上げます。「もう少し引っ張って」「こっちだよ」などと、自然に子ども同士のやりとりが増えるのが、この遊びの魅力です。物をゲット出来たときには、友達と一緒に達成感を味わうことが出来ます。
【戸外活動】
友達と一緒に外に行くと、普段は友達を意識することが苦手な子も、相手を意識し、待ってくれたり、友達が困っていると助けてくれたりする姿があります。公園の遊具の窓から外を見ている子に駆け寄って、一緒に眺め、「何を見てるの」と友達の様子を気にする言葉が自然にでてきます。
つむぎ調布ルームでは友達との交流に楽しさを感じてもらえるように、個別活動だから職員とだけというわけではなく、子ども同士で活動を考え、物事を共有し一緒に楽しんだ経験を培っていくことを大切にし、日々楽しめるよう取り組んでいます。もちろん子どもだけでなく、職員も一緒に子ども以上に楽しんでいます。
文:達支援つむぎ 調布ルーム 職員