発達支援つむぎ調布「節分の豆まき」
2021.02.15
#発達支援
2月2日、発達支援つむぎ調布ルームでは節分の行事、豆まきを行いました。
年長のお兄さんが鬼のお面を作り、そこに年下の子を招待してくれました。「こうやってやるんだよ」とお兄さんが豆まきの手本を見せ、年下の子もそれを見て「おにはーそと」と鬼のお面めがけて豆を投げていました。年長さんたちには、自分の取り組んだ活動に自信をもってもらうために、友達との交流の際に活動を紹介したり共有したりすることを大切にしています。
豆の本を読んで、豆のイメージを持った後に制作活動を始めました。今回は「まめのかぞえうた」という本を読みました。
クラフト紙を「ぎゅっぎゅっ」と言いながら、手のひらや指を使い小さく丸め、豆に見立ててみました。クラフト紙は少し固めの紙のため、手指の力を使う良い練習になります。
次に豆を入れる袋を作ります。豆の袋には鬼の顔を貼りました。前回の活動で福笑いを行ったため、目の位置や口の位置など子ども達自身に考えてもらいました。顔の上に目や口の位置を考えながら貼ることは、体の部位のイメージを持つことに繋がります。
最後は豆を袋の中に入れて、鬼に豆を投げました。「おにはーそと」とみんなの元気な声が響き渡っていました。鬼を怖がる子はおらず、楽しんで取り組んでいました。動いている人・物を目掛けて投げて当てることは、子どもにとって難しい動作になります。投げる動作に加えて、的を見るなど2つ以上の動作が加わるためです。
楽しく投げるという感覚をつかんでもらう、季節の行事に触れてもらうという狙いを持って開催した豆まきでした。
文:達支援つむぎ 調布ルーム 職員
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