発達支援つむぎ調布「畑の準備」
2021.03.30
#発達支援
少しずつ暖かくなってきましたね。発達支援つむぎ調布ルームでは、夏野菜を育てるために畑の準備が始まりました。
畑に生えた雑草を抜いてもらいました。初めは「くすぐったい」と言い、葉っぱを触る感触がくすぐったい様子でしたが、繰り返すごとに慣れ、途中からはあまり感触を気にせず抜いていました。畑に生えた雑草は固いものもあり、取りにくい様子もありましたが、「うんとこしょ、どっこいしょだよ」と子どもがイメージしやすい言葉をかけたり、動作も見せたりすることで、模倣しながら引っ張ることが出来ていました。雑草を抜くことは、手指の操作や力の入れ方などを経験してもらういい機会になります。
バケツいっぱいに雑草を取ることができました。一緒に畑を綺麗にしてくれた子は、勝負をすることが好きなため「どっちが沢山取れるか」を勝負し、楽しみながら雑草を抜きました。抜いた雑草を見て、「すごいね、いっぱいだね」と共有して達成感を味わいました。
綺麗になった畑を写真に撮ってもらいました。子どもが何に興味関心が持っているのか、写真を通してみるとわかりやすいため、表現の一つとして子どもたちに自分で写真を撮ってもらっています。
2020年度、畑を守ってくれた「かかし」にお礼を言って、どうしたら抜けるかを自分で考え、引っ張る・回すなど試行錯誤しながら抜きました。2021年度も、また畑を守ってもらえるよう、子ども達と作りたいと思います。
広い畑も少しずつ綺麗になり、4月から子ども達と一緒に野菜を育てることができるよう準備していきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 調布ルーム 職員
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