発達支援つむぎ 調布「みんなで育てよう!畑の野菜たち」

2022.06.13

#発達支援

蒸し暑い季節になってきましたね。

発達支援つむぎ 調布ルームでは、5月にすいか、トマト、なす、きゅうり、とうもろこしの種を植えました。

畑に苗を入れる子どもたち

この日はあいにくの雨でしたが、畑にすいかの苗を植えに行きました。

まずは、雨が降っている中、どうやって畑に行くかを子どもたちと話し合いました。「傘をさす」「カッパを着る」など意見が出て、カッパを着て畑に行くことになりました。

これは、子どもに身につけてほしい人間力・学びの基礎として「保育所保育指針」が示す「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」のうち、「健康な心と体」につながります。雨に濡れないためにカッパを着ることや傘をさすこと、いつも履いている靴ではなく長靴を履くことなど自分で工夫して、生活に必要な習慣・態度を身につけることができるようになります。

野菜の成長の過程を掲示するスペース
スティックのりとでんぷんのりのどちらを使うのか選ぶ子どもたち

また別の日の、個別支援での友だちとの交流の様子です。

カフェに子どもたちが植えた野菜の成長の過程を、写真を使って掲示するスペースを作りました。

前回のグループ支援で植えたとうもろこしの種となすの苗の写真や、文字・数字を切って貼ります。誰が何を切るのか、のりはスティックのりとでんぷんのりのどちらを使うのか、順番はどうするのかなど、2人で話し合いながら一緒に1つのものを完成させました。

これは、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿(10の姿)」の「協同性」や「言葉による伝え合い」につながります。自分の思いを伝える、相手の話を受け止め認め合いながら、1つの目的に向かって協力することで充実感をもって物事をやり遂げた経験になります。

掲示スペースに写真を貼る子ども

つむぎ調布ルームでは、すべての支援形態において積極的に畑仕事に出かけています。少しずつ活動の写真が増えている様子を見て、「なんか葉っぱが出ているね」「お水あげに行かなきゃ」と意欲的な子どもたちの姿が見られます。

これからもの主体性を大事にしながら、自ら「やってみたい」と思える環境を作っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 調布ルーム職員

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