発達支援つむぎ 調布「動物との触れ合いと味の変化を体験しよう!」

2022.12.12

#発達支援

きらびやかなイルミネーションが街を彩る季節となりました。

発達支援つむぎ 調布ルームで10月に行った「くにたちはたけんぼ」での体験イベントのご紹介をいたします。

今回の体験学習では、ご家族と一緒に自然の中で動物との触れ合いや、飯盒などの食育などの直接的体験ができると、イベント開催にあたり沢山の参加申し込みをいただきました。

今回の体験イベントでは、「くにたちはたけんぼ」で飼育されている馬の「ジャック」と「ダンディ」との触れ合いだけではなく、木やロープを組み立てて作られたアスレチック遊具で体を動かし、最後にはバーベキューコンロを使ってバナナとおにぎりを焼き、普段食べているものとの違いを体験することを目的として開催しました。

馬の「ジャック」と「ダンディ」

ホースセラピーでは餌をあげ、馬の家に入り手綱持ちながら馬とペースを合わせて散歩をします。「早く触りたい!」と言う子がいる一方で、緊張した表情を見せる子もいました。

馬の手綱を持って一緒に歩く子ども
馬の手綱を持って一緒に歩く子ども

最初は馬を見て怖がっていた子もいましたが、手綱を持って一緒に歩いているうちに馬との触れ合いにも慣れてきました。散歩が終わり、ダンディの頭をよしよしと撫でることができ少しずつ距離が縮まっていました。自分よりも大きな動物に触れることは、なかなか普段の生活では味わうことのできない体験だったのではないでしょうか。

アスレチックで遊ぶ子どもたち

アスレチック遊具ではターザンロープを楽しむ子や土管の上に登ってみるなど、たくさん体を動かしている姿が見られ、友達の様子を見て挑戦する子もいました。

公園のアスレチックとは違い、どこから登るか、どこを持てばよいか、どうしたら体を支えることができるか、考えながら体を使う経験から、「できた」と嬉しそうな表情を浮かべる子どもたち。とても大きな自信に繋がったのではないでしょうか。

焼いたバナナを食べる子どもたち

体を動かした後は、食育体験。

バナナを1人2本ずつ用意し、1本は焼いて味や触感の変化を体験しました。焼いたバナナを食べた子どもたちは「柔らかい」「甘くておいしい」といつもとは少し違うバナナを楽しみました。

そして、おこげがついたおにぎりに興味津々の子どもたち。

「焼く?」「焼かない?」「塩をかける?」「醤油をかける?」

どうやって食べるか悩む子もいましたが、それぞれが選択し自由にいただきました。

おこげがついたおにぎりを食べた子どもたちに感想を聞くと、「カリカリしておいしい!」と評判もよく、おいしそうに食べる様子がたくさん見られました。

今回のおにぎりは南魚沼産の「どろんこ米」を使用しました。お土産として「どろんこ米」をお渡しすると、「今日食べたお米の種類を聞こうと思っていたんです!」と嬉しいお声も頂きました。

開催後の支援のフィードバック中には、「楽しかったです。また参加したいです」と嬉しい声をいただきました。調布ルーム一同、楽しい体験ができるよう尽力いたします。

はたけんぼの皆様、お越しいただいたご家族の皆様、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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