発達支援つむぎ 調布「プレーパークってどんなところ」

2023.12.11

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームでは、世田谷区にある「烏山プレーパーク(世田谷区北烏山8丁目5 世田谷区立北烏山もぐら公園内)」へ行ってきました。園内にある遊具は全て手作りでできていて、駐在しているプレーワーカーが様々な遊びの提案をしてくれます。プレーパークのコンセプト「子どもが遊びを作る場」の通り、プレーパークには普段の公園ではなかなか見ることのない遊具がたくさんあり、それぞれに思い切り楽しむことができました。

まずは、ルールの確認です。ただ自由に遊ぶだけでなく、自由の中でも社会性を育む経験に繋がるように、これをしたらどうなるか、どうしてこれをしたら危ないのかを一緒に考え分かりやすく伝えます。

説明を聞く子どもたち

いよいよ自由遊びが始まります。普段はあまり見ない手作り遊具に興味津々の子もいれば、遊び方が分からず不安そうな子もいます。実際にスタッフも一緒になって遊ぶことで、子どもたちも色々な遊び方で遊び始め、遊びを発展させたり、友達の姿を見て真似したり、遊び方は様々ですが、それぞれに挑戦する姿がみられます。

思い思いに遊んでいる様子
斜面を滑り降りる子どもたち

少しのきっかけがあれば遊び方は子どもたち自身でどんどん広がります。水汲みポンプの下に水が流れる場所を見つけて川に見立てて遊んだり、水たまりで枝を使って釣竿に見立て魚釣りをしたり、遊びにきている子の真似をして紙飛行機を折って飛ばして遊んだり、木の実が落ちている場所の抜け道を教えてもらったりしながら、公園内で遊んでいる子ども同士で自然と関わりが生まれていきます。

水遊びをする子ども

後半は、自由遊び中に見つけてきた葉っぱや木の実を使い、秋の製作をしました。実際に自分で探し、見つけてきたものも使うことでより発想が広がり、リースを作る子もいれば時計を作る子、ピザを作る子など、みんなそれぞれ違った表現が見られます。

自然に囲まれた空間で思い切り身体を動かす中で、遊びに来ていた子どもとの出会いもあり、新たに挑戦する姿も見られ、この日の夜はぐっすりと眠ることができたのではないでしょうか。

これからもつむぎ調布ルームでは、様々な経験を通して、子どもたちが自ら発見し、思いつき、やってみて刺激をたくさん受けることができる、他者と関わりを持って社会性を広げていけるような経験をたくさんして参ります。

葉っぱを並べてもの作りをする様子

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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