発達支援つむぎ 調布「たかちゃんと一緒に遊んだよ！」

発達支援つむぎ 調布ルームでは、12月に調布市で地域ボランティア活動をされている高木さんをお招きし、５人の子どもたちが高木さんと一緒に活動を楽しみました。

高木さんの自己紹介を聞き、どのように呼ぶかを子どもたちと一緒に決めました。子どもたちから「たかちゃんはどう？」という意見から、この日の高木さんの呼び方が決まりました。

高木さんが用意してくださった遊びは「サンタとトナカイゲーム」です。

この活動は2つのチームに分かれて行います。紙皿にサンタとトナカイのイラストを両面に貼ったものを10枚用意します。それをランダムに置き、制限時間内で自分のチームのイラストにひっくり返していき、より枚数の多かったチームの勝ちとなります。この遊びのねらいは、周りの状況を見ながら取り組むことや、仲間と協力して取り組む中で勝ち負けを経験し気持ちの折り合いをつけること、時間を意識することです。

この日は高木さんとスタッフがトナカイチーム、子どもたちがサンタチームとなりました。 いざ、勝負開始です。

つむぎ調布ルームでも、「サンタとトナカイ」ではなく「うさぎとカメ」版の同じルールで活動を行ったことがある子どもたちがいたので、すぐにルールを理解できてひっくり返し始める子どもや、まずはひっくり返す行動を楽しみながら少しずつ自分がどちらの面にひっくり返せばよいのかを理解していく子どももいました。

一斉に５人が参加するのではなく、2つのチームに分けて行ったため、待っているチームは、参加している子どもチームを応援する様子が見られました。

「おしまい！」の合図で枚数を数えます。全員でサンタとトナカイを数えると、子どもチームの勝ちです。勝ったことで嬉しい気持ちを思いっきり表す子どもたちの姿が印象的でした。

最後は使った紙皿を子どもたちにプレゼントしていただきました。

「サンタとトナカイゲーム」を終えて、次は子どもたちから高木さんへ「リズム体操」を教えてあげる番です。「トンボ」や「メダカ」、「こうま」や「糸車」では子どもたちと高木さんで手を繋ぎ、一緒にリズム体操を楽しむことができました。

支援後はスタッフから保護者へフィードバックを行っている間も、子どもたちから図鑑や絵本を見せて高木さんと一緒に楽しむ姿がみられました。

今回の活動を通して、地域の方と一緒に活動することで、初めて会う人と関わる経験を積むことができました。今後もつむぎ 調布ルームでは地域の方々との関わりを大切に、交流できる機会を作っていきます。

文：発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

発達支援つむぎ 調布ルーム施設情報を見る