発達支援つむぎ 調布「新年度が始まりました」

2024.05.13

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームも新年度が始まりました。

春に新しいメンバーになったそれぞれのグループの様子をご紹介します。

発達支援つむぎ 調布ルームでは春の始まりのグループ活動の中で、新しく一緒に遊ぶ友達とグループの名前を考えてシール帳を作ります。

グループ名を決める目的としては、自分が何グループに所属してつむぎで過ごすのか、何グループの誰と一緒に活動に参加するのかを意識してつむぎでの自分の居場所を理解して来てもらうためです。それは、小学校に入学したあとに自分のクラスに対して所属意識を持つことができるように、幼稚園や保育園以外でも経験できるようにと昨年度から始めました。

つむぎ 調布ルームでは、食べ物の名前をグループ名としており、決める際には、子どもたちに食べ物のクイズ遊びや好きな食べ物のインタビューを行ってイメージした後に、グループ名にする食べ物案をいくつか出し合いました。

話し合いは、お互いの意見が違う時にどうすればよいのかについて、自分から友達に対して「〇〇グループでもいい?」と聞いてみたり、スタッフから「ハンバーグとケーキを合体させて、ハンバーグケーキグループはどう?」という提案を受け入れてグループ名が決まったりするなど様々でした。

昨年度に自分が所属していたグループ名がいいと思う子や、新たに違うグループ名を提案する子もいました。

「バナナグループ」「ラーメングループ」など、1つの食べ物にまとまったグループや、「ハンバーグケーキグループ」「チョコドーナツグループ」など2つの食べ物をつなげてグループ名を決めるグループもありました。

シール帳

また、つむぎ 調布ルームでは、新しいグループ編成において異年齢のグループもあります。新年長児が年中・年少児の世話をする姿が見られ、自分より年齢が下の友達の名札をつける手伝いをしています。手伝ってもらえたことにより、お礼を伝えるなど言葉でのやり取りも、たくさん見られています。

自分で名札を付けることができる子どもも、ただ待っているだけではなく周囲をみることで、他の友達への意識をもつことができています。

名札を付ける様子

つむぎ 調布ルームでは、今年度も子どもたち全員が楽しく参加できるような活動や、子どもたちからの「やってみたい!」という気持ちを育むことができるような活動をしてまいります。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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