発達支援つむぎ 調布「春のじゃがいもを掘ろう」~地域の方々とつながる~

2024.08.12

#発達支援

今回、発達支援つむぎ 調布ルームの隣の畑の方から「子どもたちにぜひじゃがいも掘りをさせてあげたい」とご厚意を受け、「春のじゃがいも掘り」が実現したので紹介させていただきます。今年は、例年にない梅雨入りの遅さでした。春のじゃがいもは、梅雨入り前の晴れが数日続いた後に収穫されることが多いそうです。

6月初旬、梅雨入り前の暑すぎない天候に恵まれ、5人の子どもたちとじゃがいも掘りに向かいました。畑は子どもの足で10分程の場所にあります。この日は子どもたちにとって「はじめまして」の畑の先生が待っていてくれました。早速、皆でごあいさつです。

畑の先生にご挨拶をする様子

「こんにちは、よろしくおねがいします」

畑の先生の方に身体を向け、顔をみて元気にご挨拶ができました。初対面の心配をよそに、子どもたちはテンポのよい会話を楽しみ、畑の先生方からも自然と笑みがこぼれていました。いよいよ、じゃがいもを掘ります。

ジャガイモ堀の様子

初めはシャベルを持っていた子どもたちも、じゃがいもにぶつかるのを心配していつの間にか素手になっていました。「もぐらの手にしよう」「土あったかいね」「どのくらい掘ったら出てくるのかな」土の感触や力加減・深さなどを感じながら掘っていきます。黒いふかふかの土の中から次々とじゃがいもの頭が見え始めました。「あったよ!」子どもたちの目が輝きます。大きいお芋も小さいお芋も自分で掘ったじゃがいもを大切そうに眺めている姿が印象的でした。

かごにいっぱいになったじゃがいもを皆で力を合わせて運び、「自分で持って帰れる分だけ」それぞれ袋に入れ、頑張ってルームに戻ります。たくさん汗をかいて疲れもあったかと思いますが、子どもたちの顔は充実感に満ちていました。 後日の活動では、畑の先生へお礼の手紙や絵を描く活動を行いました。

お手紙を書いている様子

畑の活動を通して、地域の方々と共に収穫し、その喜びを共有することができました。これからも、温かく見守ってくださる地域の皆様に感謝しながら子どもたちが生き生きと楽しめる活動を続けてまいります。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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