発達支援つむぎ 海老名「水遊び」
2024.08.21
#発達支援
発達支援つむぎ 海老名ルームでは、併設されているメリー★ポピンズ 海老名ルームと一緒に活動を行っています。
駅ビルの中の保育園ですが、夏場の水遊びは、8階のテラスをお借りして水遊びを行っています。
水遊びは、子どもの五感の発達につながります。「冷たくて気持ちいいなー」「水の流れってきらきら光っておもしろい」など、楽しさや心地よさ、不思議さなどを感じています。
さらに、保育園では、日常使っている生活道具が子どもたちの発達を促す楽しいおもちゃに変身しています。ここでは、そんなおもちゃを一部、ご紹介します。
トング・お玉遊び
スポンジでつくった魚や、花を、トングやお玉、スプーンなどでとる遊びです。この遊びは、手首を自分の意志通りにコントロールする練習、ひねる練習となり、集中力が育まれます。
あけうつし、じょうご遊び
ペットボトルやゼリーのカップを使って、水をあけうつしたり、ペットボトルにじょうごを差し、注いでみたりする遊びです。単純な遊びですが、容器の大きさにあった水の量はどのくらいかな?あふれてしまったり、足りなかったりを遊びの中から学んでいきます。この遊びを通して、見通しをもつ、予測して考える力が育まれます。
洗濯遊び
タオルを絞って干すという遊びです。絞ることによる手首の動きや力の育ち、絞ったことによってできる泡の感覚の面白さを感じ取ることができます。そして、干すことで、洗濯ばさみで留めるという指先遊びにも発展します。この一連の遊びが、ごっこ遊びに発展することもあります。
水路づくり
樋と小さなバケツを使って、水路をつくっています。子どもたちの自由な発想で、坂道のような水路だったり、たらいとたらいをつなぐような長い水路だったりとアイデアは広がり感性が育まれます。
友達と意見を交わす中で、コミュニケーション力や、気持ちをコントロールする力が育まれます。最後に水を流す場面では、それぞれが達成感を味わう経験ができます。
子どもたちの発想は無限で、まだまだ楽しい遊びは日々生まれています。これからも水遊びを通じて、たくさんの「わくわく」がうまれる環境をつくって、夏を楽しみたいと思います。
文:発達支援つむぎ 海老名ルームスタッフ
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