発達支援つむぎ 府中「ジャックとダンディに会いに行ったよ!」
2021.06.29
#発達支援
5月29日土曜日、発達支援つむぎ 府中ルームは今年度初めての体験学習を行いました。場所はジャックとダンディがいる「くにたち馬飼舎」(国立市谷保)。緑豊かなこの場所で笑顔いっぱいの2時間を過ごしました。
黒い馬がジャック。白い馬がダンディ。そして、左にいる方が「ジャックとダンディのお母さん」こと、平島さんです。つむぎの友達を待っていてくれました!
ジャックとダンディの家(柵の中)におじゃましました。「ジャックとダンディのお姉さん」こと緑川さん(写真右)が、「こうしてエサを出すと、ダンディは喜んで食べるよ」とエサのあげ方を教えてくれました。お話を聞くみんなの視線が、緑川さんの手に集中しています。背中もピシッとしていて、真剣に聞いていることが後ろ姿からも伝わってきます。
1人ずつ、ダンディにえさをあげました。元気に「エサだよ」と渡す子もいれば、ゆっくりゆっくりダンディに近づく子も。パクッとエサを食べた満足そうなダンディの鼻を、そーっとそーっと撫でたHくん。少し緊張しているのか、伸ばした指先にキュッと力が入っています。Hくんもママも、「お馬さんに触れた」ととても喜んでいました。
エサを食べてお腹いっぱいのダンディ。次は子どもたちとダンディのミニ散歩の時間です。平島さんと一緒に手綱を持って歩きます。「時々、ダンディの方を見てね」との平島さんの言葉に、後ろから歩くダンディを振り返る優しいまなざしのR くん。そして、ダンディの歩く速さに合わせてゆっくり歩いています。
くにたち馬飼舎には水路があります。水路のそばでは、「えっ、何?」「ここかな?」「いた?」「分かんないな~」「消えた?」といった会話が飛び交っていました。「カエル、いた!」との職員の一声で、みんなの視線は水路の中。しかし…カエルの瞬発力に人間のカエルを探す力は及びませんでした。この日はザリガニも捕れず、ザリガニを入れるために用意してきた虫かごには、ちょうちょうの姿がありました。
今回は、ジャックとダンディが柵から出てきて、みんなの前に登場。本物の馬を目の前にして、みんなで馬の塗り絵もしました。土管に登ったり、リヤカーに乗ったり、板をシーソーに見立てたり、おがくずと水をタライにいれて水遊びをしたりと、子どもたちが自分で遊びを見つけて、遊びを作って楽しんだ一日でした。
次回は10月。秋色のくにたち馬飼舎に遊びにいきますね。
文:発達支援つむぎ 府中ルーム職員