発達支援つむぎ 府中「ミニ夏祭り」
2021.09.27
#発達支援
発達支援つむぎ 府中ルームでは、8月のチーム指導で屋台ごっこを中心に「ミニ夏祭り」を行いました。
まずは食材づくりです。 画用紙やカップ、毛糸などを使って「(焼きそばの麺)どのくらいがいいかな?」「アイスは何味にしようかな」など、イメージしたものを集中して作っていました。「わたあめ屋さんやりたい!」「おもちゃ屋さんは?」などのリクエストもありました。 みんなのアイディアが集まったオリジナルの「ミニ夏祭り」ができました 。
部屋に入ったAさんは、つむぎまつり」の看板を見て「私もつくりたい」とクレヨンと紙を持ちだしました。「おいしいよ」「またきてね」のコメントも描かれた看板が完成しました。 (残念ながら、ここには手作り看板が写っていませんが・・・。)
「ぼくは10円をたくさんつくりたい」「100円がおおきいよ」と話し合っています。10円が何個あったら買えるのかな?と考えながら作りました。
手作りの財布にお金を入れ、「よーし、いくぞ」。このあと2人は、焼きそば屋さん、かき氷屋さん、 それともお寿司屋さんなどたくさんある中、一体どこに行ったのでしょう。
いいにおいがしてきました。ここでは本物のヘラを使って焼きそばを作っています。両手を使い「せーの!」の掛け声で上手にひっくり返すことができました。
「できた!」と笑顔で友達に話し、何度も挑戦する姿がみられました。
フワフワのわたあめがあります。 手でぎゅっと握ってみたり伸ばしてみたり。あれれ。よく聞いてみると 「冬になりました。雪が降ってきた! 」「電車で運びます」の声が聞こえてきます 。 Rくんは雪に見立てていました。春夏秋冬に絡めながらイメージしたものを言葉で伝える姿がありました。
イメージしたものをつくる、友達に伝える、役になりきってやってみるなどを通して、考える力や友達と協力して行うなどが感じられた「ミニ夏祭り」でした。
文:発達支援つむぎ 府中ルーム職員
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