発達支援つむぎ 府中「サーターアンダギーづくりin 畑」

2021.11.29

#発達支援

すっかり秋も深まり、発達支援つむぎ 府中ルームの畑も秋色に変わってきました。暖かな夕日に染まった畑で獲れた秋の野菜を使い、畑での食育活動を行いました。今回は、沖縄出身のスタッフによる畑のニンジンを使った「サーターアンダギーづくり」に挑戦しました。

畑でニンジンを収穫する子ども

まずは、今回のメインとなるニンジンを畑から収穫しました。土から引っこ抜いてみると、子どもたち それぞれが収穫したニンジンを「おっきい!」「やった!」と言っていました。まさに大きくて立派なニンジンでした。

さぁ、調理を始める前にニンジンについた土をゴシゴシ、綺麗にしていきます。

ニンジンを細かく切る子ども

外でエプロンをつけるのも新鮮です。ニンジンを洗うと、夕日に照らされ、輝いてみえました。獲れたてのニンジンを、小さく切っていきます。ある子が「お家でお手伝いをしているから(切るのが)上手なんだよ」と自分の得意なことを伝えてくれて、最後の1つまで丁寧にニンジンを切っていました。自分の得意なことだからこそやる気や、最後まで自分の役割を一生懸命頑張るということに繋がるのではないかと感じました。

計量カップで小麦粉を計る子ども

次に、生地作りを行います。計量カップの目盛りとじっと向き合いながら、丁寧に計っていました。初めて見る子どもも多かった黒糖の匂いに「おいしい!」や、一方で「うわ!」と少し苦手な匂いだったかもしれません。普段見ている砂糖との違いに驚いたのではないでしょうか。

たこ焼き器で焼く様子

最後は、生地を流して焼いていきます。たこ焼き器に生地をゆっくり流し込んでいきます。入れた瞬間の油と生地がジワジワする様子と音にじっと見つめてしまいますね。子ども達で「ここがいいんじゃない?」「これ(ひっくり返して)いいよ」とお互いの意見を伝えたり、受け入れたりと自然と相談している様子がみられていました。

出来上がったニンジンサーターアンダギーを食べる子ども

ニンジンサーターアンダギーの完成です。「おいしい!」と何個も食べている様子がありました。子ども達の笑顔を見ると、最後まで自分たちで作ったという「自信」と、お父さんやお母さんからの「美味しい」の言葉で、それぞれの「自信」の笑顔になったのではないかと思います。

保護者の方からは、「にんじんがとっても甘い」「家でやってみようと思います」というお声がありました。 ニンジンが苦手な子どもたちも、この食育活動では見事完食していました。保護者の方もびっくりでしたね。自分の力で最後まで作ったからこそ、一味違う味になったのではないかと思います。

また次回、食育活動が楽しみです。

文:発達支援つむぎ 府中ルーム職員

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