発達支援つむぎ 府中「体験学習 お馬さん、こんにちは!」

2022.08.29

#発達支援

すがすがしい夏晴れの日、子どもたちと一緒に、発達支援つむぎ 府中ルームで借りている畑の近くにある「くにたち はたけんぼ」(国立市)に行きました。

今回は、発達支援つむぎ 府中ルームで7月30日に行った体験学習、ホースセラピーの様子をお伝えします。

子どもたちが入り口につくと、二頭の馬が出迎えてくれました。初めて馬を間近で見る子どもは保護者の後ろに隠れ、少し怖がる様子でした。

子どもたちは3、4人のグループに分かれ、馬の餌あげ、馬と散歩を行います。餌のあげ方を教えてもらい、そっと手渡しで馬に餌を食べさせることができました。直接餌をあげることが難しい子は、お皿を使って、あげました。

その後、馬の家にお邪魔し、手綱を持ち、家の中を一周散歩しました。直接触れ合うことで、少しずつ馬との距離も縮まっているようでした。最初は緊張していた子どもたちですが、「おうまさん大きくてちょっとこわい」「おうまさんかわいい」と次第に自分の気持ちを伝えるようになってきました。

馬と触れ合う様子

馬に慣れてきたら、順番に馬の額部分をそっと触れました。撫でることで子どもたちの表情が穏やかなものになっていました。初めて触る馬はふわふわで触る人の気持ちも温めてくれるようでした。馬も触られると、優しくしっぽを振り穏やかな様子で、子どもたちの気持ちが伝わっている様子でした。

馬小屋の中へ入ってみる子ども

馬との触れ合いの前後は自由時間です。水路で生き物を探したり、掘っ立て小屋の屋根に登って遊んだり、広場でボール遊びなどそれぞれ好きなことを自分で選択し、過ごしました。

「ぼく、馬の家に入ってみたい!」馬との触れ合いを終えた子が、はたけんぼの職員に声をかけに行く姿がありました。馬がどんな家で過ごしているのかが気になった様子です。触れ合いを通し、興味を持ったことに対して、普段とは違う大人に自分から話しかけ、一緒に馬小屋の中へ入ることができました。

子どもたちが帰る頃にはすっかり馬たちとも仲良くなり、笑顔で帰ることができました。また二頭の馬に会うのが楽しみですね。

文:発達支援つむぎ 府中ルーム職員

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