発達支援つむぎ 府中「畑で取れたトマトを使ってレッツクッキング!」

2022.10.31

#発達支援

暑さも和らぎ、心地よい秋風が吹いてきましたね。発達支援つむぎ 府中ルームでは、畑で取れたトマトを使ってケチャップとすいとんを作りました。

トマトをフリーザーバッグに入れて潰す様子

まずは皮が剝かれているトマトをフリーザーバッグに入れ、潰していきます。手のひら全体で揉むように潰したり、中には肘を使って潰す子どももいました。

「種がいっぱいでてきたよ」「汁が袋からでてしまいそう、トマトを袋の下の方に寄せたらいいかな」など、気づいたことを伝え合い、よりよい方法を考えて工夫する姿がありました。

玉ねぎを細かく切る子どもたち

次は玉ねぎを細かく切ります。「小指の爪くらい」の大きさが目標です。器具はスケッパーとステンレスナイフを用意し、使いやすい方を子どもたちが選びます。

トマトを潰しているときの笑顔から、真剣な眼差しに変わった姿が印象的でした。

鍋にトマト、玉ねぎ、子どもたちと一緒に作ったつむぎ特製味噌、砂糖、塩、ローリエ、酢を入れ煮込みます。

煮込んでいる間に子どもたちはすいとん作りです。

ボウルにコップ一杯の小麦粉を入れ、少しずつ水を加えてこねていきます。「小麦粉ってこんなにおいがするんだね」そんな声が聞こえていました。

耳たぶ程度に柔らかさになったら小さくちぎって両手で丸め、平たくします。全て同じ大きさにしたり、蛇の形を作ったりと個性がでていました。成形後は鍋で5分程度茹でていきます。

完成したすいとんとケチャップ

茹であがったすいとんにトマトケチャップをかけたら完成です。

子どもたちで協力してテーブルをセッティングし、保護者を呼んで一緒に食べました。

「まずトマトを潰してね、そのあとはね、」と覚えた調理過程を保護者へ説明したり、トマトが苦手でも1口だけ食べることができたりと、たくさんの成長を感じた食育活動になりました。

普段はスーパーですぐに手に入る身近な調味料ができる過程を体験することで、食への興味関心につながります。子どもたちが覚えたレシピでご家庭でもまた作っていただけたら幸いです。

文:発達支援つむぎ 府中ルーム職員

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