発達支援つむぎ 府中「性教育~みんな大切ないのち~」

2023.05.01

#発達支援

新年度を迎えました。発達支援つむぎ 府中ルームの近くにある美好町公園では、たくさんの桜が咲いています。公園では、遊んでいる子どもたちの楽しそうな声が聞こえています。

少し前になりますが、グループの活動の中で、性教育を行いました。

つむぎ府中ルームには、妊婦のスタッフがいます。ある時子どもたちに、「私のお腹は、どうして大きいか知ってる?」と質問してみました。

子どもたちは「いっぱいご飯食べたから!」「食べすぎ!」と答えます。

スタッフが「私のお腹には、もうすぐ生まれる赤ちゃんがいるんだよ。みんなも生まれる前はこうやってお母さんのお腹にいたんだよ」と伝えます。

妊娠しているスタッフのお腹に触れる子どもたち

「触りたい子は触ってみてもいいよ」と話すと、子どもたちは、自然とやさしく触れます。

触ろうとしなかった子に「怖かったら触らなくてもいいよ」と言葉をかけると、少しずつ近づいて触ることができました。

絵本を読み聞かせしている様子

子どもたちと一緒に絵本を読みました。『おちんちんのえほん』という本です。プライベートゾーンについて書かれている『だいじ だいじ どーこだ?』という絵本も用意しました。

性教育に使用した絵本

読みながら、「男の人と女の人のプライベートゾーンにある、『いのちのもと』がくっついて赤ちゃんが生まれるよ」と伝えます。

赤ちゃんが生まれた時、周りの人たちが笑顔で溢れているページを見せながら、「ここにいるみんなが生まれた時、周りの人たちはとっても嬉しくて、にこにこしたり、涙が出たりしたんだよ。君たちは一人ひとりがとても大切な人なんだよ。」と伝えると手をあげて「お母さんも言ってた!」と話す子もいました。

実際に、スタッフの赤ちゃんがいるお腹に触れて、小さな命を感じることができました。自分の体を大切に思う気持ちの芽生えに繋がるとよいですね。

文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ

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