発達支援つむぎ 府中「始まりました!畑仕事」
2023.05.29
#発達支援
緑が生え、太陽の日差しも強くなってきた5月、発達支援つむぎ 府中ルームの畑仕事についてお伝えします。つむぎ 府中ルームでは、国立市にある北島体験農園を借り、子どもたちと畑仕事を行っています。3月はじゃがいもの種まきをし、4月からの新年度は「畝づくり」からスタートしました。
こちらが、畝づくりの様子です。畝づくりは、野菜を育てるため、栄養のある土をつくる土台として非常に大切な作業です。スタッフ、保護者の方と一緒に、土を集め、固め、形を作っています。
去年、子どもたちが経験した畝づくりの時は、「何をしているんだろう?」と思うことがあったと思いますが、今年は2回目となり、子どもが作業の要領を得ているようで、慣れを感じました。
畝づくりは1人では難しく、協力が必要な作業です。「これでいいかな?」「まだだよ」「いいよ」など、子どもも大人も一緒に考え、やりとりしながら畝を作っていきました。保護者の方も一緒になって畑仕事を経験することで、大変さや楽しい気持ちを子どもたちと分かち合えるといった、畑の醍醐味を感じることができたのではないかと思いました。
こちらは、じゃがいも畑の草むしりです。3月に種植えをし、大きく育ってきたじゃがいも。雑草抜きを子どもたちとやっている時の様子です。
じゃがいもの葉と、雑草の葉、どちらも葉っぱなので、子どもたちからみると、「どっちが雑草なんだろう?」という声が聞こえました。スタッフが「何が違うかな?」と聞いてみると、「(じゃがいもの葉は)丸い!」と葉の形をみて、自分で考え、雑草とじゃがいもの葉を見極めることが出来ていました。
子どもたち全員で、バケツ一杯の雑草が。「こんなに出来たよ!」と、雑草抜きの仕事もみんなで協力すると、スタッフや子どもたちと達成感を感じあえる楽しさがありました。
最後は、レタスの苗植えの様子です。
苗植えの畑仕事が初めての子どもたちで、土を触るのは少し苦手なようでした。スタッフが最初に苗植えをやってみますが、スタッフの様子を見て、「やってみる!」と2人とも、苗植えに挑戦することができました。
「○○がやったんだよ!」と、自信を持って、みんなにアピールしてくれました。苦手なことにも、スタッフや子ども同士で一緒にやってみることで、自分から「やってみよう」「挑戦してみよう」という気持ちが育まれる最初の一歩になったのでないかと感じる場面でした。
グングンと育っている野菜たち。これから、畑の野菜を使って、食育活動をするのが楽しみですね。
文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ
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