発達支援つむぎ 府中「水遊び企画~いろんな感覚遊びで暑さを吹き飛ばそう!~」

2023.09.25

#発達支援

夏が終わり涼しさを感じる季節となりました。今年の夏、発達支援つむぎ 府中ルームでは水を使用した様々な感覚遊びを行いました。

施設の1階にあるガレージが今回の遊びの場です。「静」と「動」の遊びに分けて、体を動かして遊びたい子や、落ちついてゆっくり遊びたい子がおのおの遊びこめるように場所を分けて設置しました。

子どもが遊んでいる様子や、遊びを発展していくのに柔軟に対応するために、様々なグッズを準備しました。

まずは、一番人気のからくり遊びの様子です。

赤、青、緑などの色水を用意しておき、カップやペットボトルなどに好きな色水を入れます。じょうごに水を入れるとホースを通って下にあるタライに流れ落ちていきます。流した色水がホースの中で混ざる様子を不思議そうに子どもたちは観察していました。友達と協力してたくさんの水を流して、とても楽しそうに遊んでいました。

じょうごに色水を入れる子ども

続いて、ウォーターベッドです。大きな袋に入った水を見て「海がここに来たみたいだね」「お魚がたくさんいる!」と小さな網を片手に持って一生懸命捕まえようとしていました。ふかふかの感じが実際に浮いているように感じたようで、泳いで遊ぶ子もいました。

ウォーターベッドの上に立つととても不安定で、怖がってしまう子もいましたが、スタッフや友達が楽しそうに遊んでいる様子を見て、真似して遊べるようになりました。

ウォーターベッドに乗る子どもたち

最後は、水で消えるクレヨンでお絵描きコーナーです。今回使用したクレヨンはキットパスという水で消える安全なクレヨンを使用しました。ガラスに描いたいろいろな絵に向けて霧吹きや水鉄砲を当てて消えていく様子を子どもたちはとても楽しんでいました。「あ、だんだん消えてきた!」「いっぱいかけたらすぐ消えるね」と水遊びの道具をたくさん使用して楽しんでいました。

クレヨンで絵を描く子ども

今年度の水遊びは、子どもたちがそれぞれ遊びを選択し、遊びこむ中で変化し発展していく活動になりました。遊びに来てくれる子によって遊び方や反応も変わってきます、だからこそ、一日ごとに遊び方が変化し、発展していく楽しい活動になりました。1時間30分という限られた時間の中で、遊びを選択して集中して遊び込んだり、友だちと協力してたくさん遊んだりすることが出来ました。普段遊ぶことの出来ない環境で友だちと楽しく過ごした経験を糧に、子どもたちの今後の成長が楽しみです。

文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ

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