発達支援つむぎ 府中「食育活動~畑で採れた野菜をたっぷり使って『味噌野菜うどん』を作ろう!~」
2024.01.29
#発達支援
新年を迎え、寒さが益々厳しくなってきましたね。発達支援つむぎ 府中ルームでは、昨年末、畑で収穫した野菜を使用し、味噌野菜うどん作りを行いました。
まずは、ボウルに強力粉、塩、水を入れ、手でこねます。水は生地のまとまり具合を見ながら、少しずつ足していきます。
ある程度まとまったら、ジップロックに生地を入れ、足で踏んでいきます。「気持ちいい」「固いね」と感想を伝えあったり、「美味しくなあれ」と生地におまじないをかけたりする子どももいました。
次に、生地を綿棒で伸ばし、スケッパーで切ります。この作業が簡単そうに見えて意外と難しく、なかなか切れない場面もありましたが、力の入れ加減やギコギコと押したり引いたりするなど試行錯誤して取り組みました。
切ったうどんを煮ている間は、つゆ作りをします。大根、人参、かぶ、水菜、春菊など、畑で収穫した野菜を切って鍋に入れ、つむぎ自家製味噌などで味をつけます。
そして、茹でたうどんにつゆをかければ完成です。「うどんがもちもちしていて美味しい」「うどんって作れるんだね」と初めて自分で作ったうどんに感動している姿がありました。野菜が苦手な子も、「大根は食べる」「ひと口だけ食べる」など、自分で食べる物や量を決めて挑戦する様子が見られました。
普段何気なく食べているうどんが、何を使ってどのように作られているかを体験したり、自分たちで一から育てた野菜を使って調理したりすることで、「食の循環」を学ぶことができた食育活動になりました。料理ができるまでの過程を知り、実際に調理に携わることで食への意欲も湧いてきます。うどん作りは手でこねる、足で踏む、綿棒で伸ばして切るなど、手先を含めて全身を使って作るため、雨の日で戸外に出られない日など、子どもの遊びに困った際にぴったりです。必要な材料も少ないため、ぜひご自宅でも挑戦してくださると嬉しいです。
文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ
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