発達支援つむぎ 府中「和太鼓体験」

2024.10.04

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 府中ルームです。8月の終わりに和太鼓の体験学習を行いました。

和太鼓を練習する子どもたちの様子1

府中市は、古くから太鼓と深い関わりを持っており、市内の小学校には、和太鼓クラブがあるところがいくつかあります。今回はその和太鼓クラブで講師をされている方々にご協力いただき、若松小学校の音楽室にて、実際に和太鼓に触れる体験を行いました。

「さて、クイズです。太鼓の皮は何の動物でできているでしょう?」

「カブトムシー!」「ねこかな?」「恐竜」「サイじゃない?」

子どもたちは口々に答えます。

「ヒント。モーって鳴きます」

「わかった!牛だ!」

「ピンポーン!大正解!」

このように、講師の先生方は子どもたちの心を掴みながら、上手に太鼓と馴染めるように接してくださいました。子どもたちは、目の前にある太鼓を触ったり鳴らしたりしながら、五感でホンモノを体感していました。

和太鼓を練習する子どもたちの様子2

1人ずつ、自分の好きな歌に合わせて太鼓を叩きました。緊張していたAくんですが、意を決して「せんろはつづくよ」をリクエストすると、みんなが歌う中で堂々と太鼓を叩くことができました。演奏を終えると、たくさんの拍手をもらい、誇らしげな表情でハイタッチをしてくれました。

和太鼓を練習する子どもたちの様子3

大きな長胴太鼓は、迫力満点です。Bくんは、講師の先生の叩き方をよく見ていたので、立ち居振る舞いを模倣して叩いていました。バチを大きく振り上げ振り返りながら叩くと、お手本と同じように大きな音が鳴り響きました。

和太鼓を練習する子どもたちの様子4

最後は、講師の先生方とスタッフによる和太鼓演奏を聴きました。和太鼓経験のあるスタッフが演奏に参加する事により、子どもたちの注目もぐっと集まっていました。じっと聴き入ったり、音に合わせて声を出したり、身体を揺らしたり、演奏に合わせて太鼓を叩いたりと、各々が全身で音や振動や響きを受け取っている姿が見られました。ホンモノの演奏が、子どもたちの胸にも響いていたら嬉しいです。

地域の方々のご協力がある中で、伝統ある太鼓に触れられる機会となりました。これからも、地域との繋がりを大切にしながら、子どもたちがワクワクするホンモノの体験を提供できるように、様々な計画をしていきたいです!

文:発達支援つむぎ 府中ルームスタッフ

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