つむぎふじみ野「7月体験学習 じゃがいもほり」
2020.08.04
#発達支援
3月に種芋を植えてから3か月、まちにまったじゃがいもの収穫体験です。たくさんのご家族にご参加いただき、午前と午後の2部制で行いました。当日の朝はあいにくの雨模様でしたが、みんなの想いが届いたのか雨は次第に弱くなり無事に開催できました。
いつもは大人数の集団が苦手だったり、土に触れるのが苦手だったりする子もいましたが、お父さんお母さんが一緒にいてくれる嬉しさもあり、どの子も積極的に参加していました。思っていた以上にたくさんのおいもが掘れて、みんなの満足そうな笑顔が輝きました。
いもほりの後にはみんなでいもを洗うお手伝いも体験しました。しっかりと力を入れて洗うことや全体を見て汚れを落とすことは、指先の力やよく見て状況を理解する力につながります。
お芋が茹で上がるのを待つ間は、七夕の制作や感触遊びを楽しみました。しおりの遊びコーナーの紹介を見て自分でやりたい遊びを選んでもらいました。カラフルな寒天を思い思いにカップに詰めたり、好きな色を使って絵具でお絵かきをしたりと、自分で選んだ遊びを満喫しました。
遊びコーナーのお片付けをしていると、茹で上がったおいものいい香りがしてきました。自分で掘ったお芋の味は格別!普段はじゃがいも食べないのだけれど…という子もおかわりをして食べてくれた姿に、お父さんお母さんもスタッフもうれしい驚きでした。自分で頑張って掘ったという経験が満足感や意欲につながり、食べてみたいという興味にもつながったのだと思います。まさに食育の醍醐味ですね!
今回の体験学習にはたくさんの卒園生も集まってくれました。つむぎふじみ野ルームも開設して5年目を迎え、卒園生もずいぶんと増えました。またみんなで集まれる機会を作りたいと思っています。楽しみにしていてください!
文:発達支援つむぎ ふじみ野ルーム職員