発達支援つむぎ ふじみ野「保育園と一緒に、らっせーら」

発達支援つむぎ ふじみ野ルームの1月体験学習では、太鼓や民舞の体験を行いました。

現在、発達支援つむぎ ふじみ野ルームとふじみ野どろんこ保育園では、「荒馬踊り」という青森県に伝承されている民舞で、農民が田の神に感謝する神事として古くから伝わる踊りを行っています。子どもたちから「荒馬やりたい」と声をかけてくれる 子が増えてきました。

子どもたちと一緒に荒馬踊りをする様子

前年度の体験学習ではスタッフがお手本を見せた荒馬踊り。今回の体験学習では、園児に「お手本を見せてくれる人」と聞くと、始めは恥ずかしがりながらも友だちが見ている前で披露してくれました。踊っている姿を見ている子どもたちの眼差しは、とても真剣でした。

スタッフの楽器演奏を楽しむ子どもたち

スタッフが太鼓を叩いたり、笛を吹いたりするのを見に来たKちゃん。楽器と、演奏しているスタッフの顔を交互に見るなど興味津々な様子が見られました。

荒馬踊りや演奏に参加する子どもたち

また、A君は「らっせーら」と大きな掛け声を出し、見てくれている友だちに向けて、「自己紹介します」と言ったり、馬の衣装を着て太鼓や笛の音に合わせて踊ったりしてくれるなど率先して参加していました。

荒馬衣装を着る子ども

始めは、太鼓の音がすると少し離れたところからちらっと見ていたH君。みんなが踊り終わったタイミングではありましたが、自分のタイミングで太鼓に興味を持って近づき、実際に太鼓を叩く姿が見られていました。

太鼓を叩いてみる子ども

つむぎでは、「楽しそう」「やってみたい」という気持ちが高まるよう、まずは大人や友だちがやっている姿を見て、本人のタイミングで参加できるように関わっています。

今回は、園のスタッフが初めてつむぎの体験学習に参加してくれました。併設園であるふじみ野だからこそできた活動であり、今後もスタッフや子どもたちと共に行い、まずは自分たちが楽しんで見せることで、子どもたちの様々な意欲へとつなげていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルーム職員

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