発達支援つむぎ ふじみ野「異年齢の魅力」

発達支援つむぎ ふじみ野ルームのマンスリーグループでは、併設しているふじみ野どろんこ保育園の園児と共に、日々異年齢で過ごし、様々な遊びや日課、畑仕事に取り組んでいます。

自分一人では難しいと感じることも、年上の友だちと一緒なら挑戦できたり、助けてもらうことで経験の幅が広がる様子が日々伺えます。

今回は異年齢で過ごす子どもだからこその「できた」の瞬間と、経験をいくつかご紹介します。

ヤギのキナコに餌をあげたいけれど、怖くて近づけない園児の様子

これは、ヤギのキナコに餌をあげたいけれど、怖くて近づけないTちゃん。

助けを求める手段を身に付けられるよう、前にいるKちゃんに手伝ってもらえるような言葉かけをして、スタッフは見守ります。

友達とともに餌やりを行う様子

「手伝って」と伝えることができると、友だちが手をつないで、一緒に餌やりをしてくれました。

「できた!」と笑顔を見せ、子ども同士の力で自信に繋がった瞬間でした。

その後も、「キナコ~」と名前を呼びながら、一人で何度も挑戦している姿が見られました。

水に触れる子どもの様子

続いては、濡れることが少し苦手なKくん。

なかなか自分から水に触れることが難しかったKくんですが…

スタッフの言葉かけで、Nちゃんや周りの子どもがKくんのために綺麗な水を運んでくれました。

Nちゃんやスタッフが水に触れる様子を見て、Kくんも自発的に水に触れ、水の冷たさや気持ちよさを感じることができた瞬間でした。

このように、動物とのふれあいや自然を感じられる園庭で、子ども同士の意識にも繋がるような関わりと、日々一人ひとりに合わせたスモールステップを大切に、経験の幅を増やしています。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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