発達支援つむぎ ふじみ野「安心安全の土台」

こんにちは。発達支援つむぎ ふじみ野ルームです。今回は少人数で遊びや活動を行うキッズグループの遊びの様子をご紹介させて頂きたいと思います。

この日はみんなでスライム作りを楽しみました。

スライムの材料の他に型抜きや、ハサミ等の道具も用意したところ、薄くのばしたスライムをハサミで切ってみたり、型抜きしてゼリーに見立てたり、いくつかの色をちぎって混ぜてみたり、思い思いに楽しんでいました。みんなそれぞれ違う楽しみ方をしていますが、同じテーブルを囲んで活動に取り組むことができました。

最初はお母さんと離れ難かったけれど、しだいに「これ使ってもいい?」「一緒にやろう」と主体的にやりたいことを見つけて活動していたSちゃん。途中楽器遊びをしに席を外す場面もあったけれど最後には再びスライム作りに戻ってきて色々な色をちぎって混ぜて遊んでいたHくん。自分のスライム遊びに熱中していたけれどそんなHくんのスライムを見て「すごいね」と素直な感想を伝えることができたCちゃん。

つむぎではみんな一緒に同じ活動をすることを強制はしていません。途中別の遊びがしたくなったらそれでもOKな環境です。だからこそ自然に無理なく同じ場所を共有して遊ぶ姿が素敵だなと感じられました。

集団の輪の中に入っていくこと。それは一見なんでもないことのように取られがちですが、そこに不安や疲れを感じるお子様もいます。感覚の違い、理解度の違い、経験の違い、原因は様々です。コミュニケーション面での支援を行う上で、その子がどんなことに難しさ、苦しさを感じているのか想像を働かせながらいかに安心して楽しく過ごしてもらうかをスタッフは日々考えています。

今回ご紹介させて頂いたグループもまずはこの場やグループのメンバーに対して安心感を持ってもらうことを1つの目標として支援を行ってきました。

みんなと一緒にいても自分が自分でいられるという経験を積むことでその場に安心感を持つことができます。安心できると挑戦ができるようになり、挑戦を経て楽しい体験を積むことができると、信頼する相手のために、あるいは遊びの楽しさのために、譲ったり我慢したり、自分をコントロールすることを覚えるようになっていきます。

無理なくのびのびと一人ひとりが学びの主体になって成長していけるよう、引き続きつむぎふじみ野ルームでは一人ひとりの思いを大事に、支援を行っていきます。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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