子ども発達支援センターつむぎ 東大和「ペットボトルで作ったモルック遊びを体験してみよう」
2025.01.17
#発達支援
早朝、園庭の芝に霜が降り、冷たい風が吹く季節になりましたが、子どもたちは元気に園庭で遊んでいます。
子ども発達支援センターつむぎ 東大和は、東大和第八小学校に隣接しています。園庭の築山に登ると小学校の園庭が見え、運動会の練習風景を見て「おにいさん、おねえさん、とってもかっこいいね」、歌の練習が聞こえると「歌がとってもじょうずだね」と子どもたちと一緒に話をしていました。
今回、隣の小学校から5年生のお兄さん、お姉さんが遊びに来てくれたのでその様子を紹介します。
小学生たちは授業の一環で「ペットボトルモルック」という遊びを、子どもたちに教えにきてくれました。モルックとはフィンランドの遊びで、「モルック棒」という木の棒を転がし、複数のピンを倒すというボーリングのようなゲームです。
小学生からの説明を受けた後、グループ分けを行い、いざゲームをスタートすると、大盛り上がりでした。ルールも子どもたちにとって分かりやすく、投げて当たると倒れるといった動きも子どもたちにとってはとても楽しかったようです。多くのピンを倒せると同じチームの内から「おー、すごい!」と拍手をもらう子もいれば、「どんまい!」や「下から投げるとやりやすいよ」など、小学生からアドバイスをもらい、諦めずに何度も挑戦する子など、夢中になって遊んでいる姿が見られました。
一通り遊び終わると、今度は子どもたちから普段実施している園庭遊びを紹介しました。鬼ごっこや段ボールで芝滑り、園庭で大きな紙を広げてお絵かきなど様々な遊びが繰り広げられました。普段遊んでいる遊びも、年上のお兄さんやお姉さんと一緒にすると、いつもの遊びよりもより迫力があり、子どもたちの表情もとても豊かでした。
別れのあいさつの時間になると、スキンシップや、ハイタッチで別れを惜しむ気持ちを表現したり、「また遊ぼうね」と言葉で伝えたり、子どもたちの心の交流がみられました。
そこに言葉がなくても、子どもたちの気持ちは小学生に伝わっていたようで「またくるね」と嬉しい言葉を返してもらえました。
この交流を通して、様々な年齢の幅広い関わりを持つことで、子どもたちの人と関わる力、新しい人との関係性づくりの成長を感じました。また、小学生のかっこよい姿を見ることで憧れ、真似してみようと思える気持ちがより育っています。
文:子ども発達支援センターつむぎ 東大和スタッフ
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