発達支援つむぎ 池尻「つむぎ池尻ルームの新しいスタート」

2022.05.02

#発達支援

発達支援つむぎ 池尻ルームは、「みんな自分をすきに~すきなことを通して自信に繋げる~」をモットーに、新しい子どもたちや職員も加わり新体制で新年度をスタートさせました。

1年間をかけて、子どもたちが「すき」と思えることや「やりたい」と思えることを見つけ、自分を大事にできる、そして友だちも大事にできる、そんな気持ちが育まれるように子どもたちの姿を追い続けていこうと思います。

今回は、まだ始まったばかりのグループ活動の様子についてお伝えします。

このグループは、2歳児から5歳児の異年齢で構成されています。

初めての友だちに緊張している子、積極的に関わりにいく子、遠くからその様子を見ている子など、子どもたちの反応はそれぞれです。

今日の活動では、模造紙をつなげた大きな紙を壁に貼り付け、絵具を用意しました。

そうすると、子どもたちは目を輝かせて思い思いに表現し始めました。大胆に手や足に絵具をつけてスタンプをする子、指先に少しだけ絵具をつけてお絵描きをする子。なかなか絵具が触れずにいた子も筆を用意すると楽しそうに色を混ぜて楽しんでいました。

子どもたちが絵の具で描いた作品

しばらくして、「みんなでやると楽しいね」と口にした子がいました。

言葉のやりとりはなくても、隣に友だちがいる、みんなで一緒に作っていることに喜びを見出しているのだなと感じた瞬間でした。

製作をする子ども

このように、日々の支援の中でみられる子どもたちの姿を丁寧にお伝えし、子どもたちの成長を保護者の方とともに喜びあえるようにしていきたいと思っております。

「すき」や「楽しい」を見つけることができた子どもたちは、主体的かつ意欲的に取り組み始めます。そこから「できた」という体験や「もっとやってみたい」という挑戦心が生まれ、その積み重ねが子どもたちの「自信」へと繋がっていく。

自信がついた子どもは、昨日の自分よりも今日の自分、今日の自分よりも、明日の自分がもっと好きになる。

そういった子どもたちの姿が見られるように、私たちは子どもたちに寄り添いながら成長の助けとなるような関りをしていきたいと考えております。

文:発達支援つむぎ 池尻ルーム職員

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