発達支援つむぎ 池尻「種蒔きからお味噌汁まで」
2022.12.22
#発達支援
発達支援つむぎ 池尻ルームでは、10月よりベランダにてプランターやペットボトルを加工して作ったマイボトルでカブとホウレンソウを育てています。
手順としては、
1:好きなボトルを選び、絵を描いたり名前を書いたりして、お気に入りのボトルを作ります。
2:どうやって食べるか思いを馳せながら、カブにするかホウレンソウにするか選びます。
3:土を入れ、種を植えます。
4:水をあげて、完成です。
自分のものだと分かるように小さな看板を添えたり、大きな塗り絵を貼り付けたりすれば、思い入れたっぷりのマイボトルの完成です。野菜の栽培は「つむぎに来たい!」という気持ちにも繋がっているようで、扉を開けて入ってくるなり「カブ、おおきくなった?」「ホウレンソウ、もうたべられる?」と聞いてくる子どもたちもたくさんいます。その場で葉を食べてみた子どもたちは「にがーい」や「あ、おいしい」等、三者三様の反応を見せていました。
こちらは種を蒔いてから50日~60日が経ち、収穫する際の写真です。根が良く張っているので、力いっぱい引き抜きます。
「抜けた!」「おおきーい!」と感動と驚きの声が上がりました。一番大きなカブで直径4cmほどの小カブとしてはちょうど良い大きさのものが収穫できました。
保護者の方からも、今まで野菜が好きではなかった子が「カブなら食べることができるようになりました」、「みんなで作ったホウレンソウのお味噌汁が美味しかったようで、自宅でもたくさん食べています」というような話をたくさん聞くことができています。
「栽培→世話→収穫→調理」という一連の流れを通して、「友達と一緒に協力して取り組む経験」や「自然に対する興味・関心」、そして、「収穫時の達成感」や「食への興味」など、様々な学びを得ています。
実際に本物に触れる経験をすることで、生きた経験を得ることができました。文責:発達支援つむぎ 池尻ルーム 職員
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