発達支援つむぎ 池尻「近くの公園紹介」
2023.05.26
#発達支援
発達支援つむぎ 池尻ルームでは、毎日、戸外へ出かけています。戸外活動は、音、色、光、風など、五感を刺激するたくさんのものに接することができます。道中で交通ルールを学んだり、遊びながら体の使い方を身に着けたり、遊びを展開するきっかけを自然の中に見つけたりと、戸外活動のメリットを日々感じています。
今回は、つむぎ池尻ルームでよく行く公園を紹介します。
淡島通り公園 (東京都世田谷区池尻4-29)
つむぎ池尻ルームから大人の足で10分ほどの距離にある小さな公園です。ここは砂場と鉄棒しかありません。こぢんまりとしており、子どもたちがお互いの存在を意識しながら遊ぶことのできる広さです。いつ行っても空いていて、貸し切り状態なのもよくいく理由の一つです。
駒場野公園拡張部 (東京都目黒区駒場2-17-20)
大人の足で10分強かかる場所にある、滑り台やブランコのある大きめの公園です。人気の公園で、保育園の子どもたちが来ていたり、小学生が遊びに来ていたりと、にぎわっています。ボールで遊べる広場もあります。少し遠いので、距離を歩くことにより体力をつけるねらいを持って、この公園に行っています。また、子どもが遊具や鬼ごっこ、ボール遊びなど、思い思いの遊び方を選択できる場所と考えています。
下代田児童遊園 (東京都世田谷区代沢1-23-9)
淡島通り公園の 通りをはさんで向かい側にある公園です。アスレチックとボール遊びのできる広場があります。アスレチックは、頭をぶつけないようにかがんで通り抜けたり、腕の力を使って上がったりと、身体感覚や全身の力を養うことができます。
公園へはご家庭でも毎日出かけているという方もたくさんいらっしゃるでしょう。公園遊びは、遊具があってもなくても、解放感を感じられたり、走る気持ちよさを感じたり、様々な発見があったり、他者と自然に関わる経験ができたりと、心身の発達に多くの良い影響があります。そして、大人はすでに身に着けた知識と経験があるがゆえに、危険な行動や、他の子とのトラブルに思わず口を出してしまいがちです。
つむぎでは、支援者は子どもがやりたいことを見守り、子ども自身が危険かそうでないかを考えられるように働きかけています。子ども同士のトラブルも成長の機会ととらえ、言葉で伝える際は相手にどのように言えばいいのか考えるきっかけにしたり、大人が見本を見せたりしながら、コミュニケーションの力を伸ばす働きかけをしています。つむぎ池尻ルームでは、「公園遊び」は、ただ遊ぶだけではなく、子どもの学びの場と考え、大切にしています。
今月のつむぎ池尻ルームの生き物たち
少しずつ仲間が増えています。
文:つむぎ池尻ルーム 職員
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