発達支援つむぎ 池尻「インクルーシブ保育で経験する初めてのこと」
2024.11.21
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ 池尻ルームです。
6月のブログでご紹介しました、「中目黒どろんこ保育園でのインクルーシブ保育」に、新しく1歳児のお子さまが参加しています。今回はその様子をご紹介します。
天気の良い日には歩いて公園に散歩に行きます。つむぎ 池尻ルームでの活動ではスタッフと手を繋いで散歩に行くことが多いAさん。そのため、友達とは手を繋ぐ経験があまりありませんでした。
保育園では子ども同士で手を繋ぐことが日常になっているため、園のお子さまからAさんの手を取って手を繋ごうとする意思を見せました。すると、この日、わずかな時間ではありましたが、Aさんが手を繋いで出発しようとする姿がありました。
砂場では、道具を使って友達がしている遊びを一生懸命に真似します。友達も「何をしているんだろう」と近づいてきて遊んでいる様子をじっと見つめています。時には、使いたい道具が重なり、取り合う葛藤場面に直面することもあります。それもとても大事な経験です。
天気の悪い日には、室内で体を動かして遊びます。まずはさくらさくらんぼリズム遊びから始めます。リズムに合わせてみんなと走ったり、ジャンプしたり。やったことのない動きでも、友達がしていると自然に同じような動きをしてみようと体が動きます。
そして、遊びに移る前に、座禅をします。心を落ち着かせる時間です。Aさんにとってはこの日初めて座禅を経験しました。
今までには経験したことのないことをたくさん経験することで、お子様自身の活動の幅が広がり、見たことのない景色が広がっていきます。
今年度に入り、中目黒どろんこ保育園での活動に参加される方や機会が増えてきています。今後、共に生活することが自然になっていくようにさらに活動を進めていきたいです。
活動内容や空き枠情報等のお問い合わせは下記までお願いします。
所在地:東京都 世田谷区池尻4-23-16 STUDIO IKEJIRI 1F
電話番号:03-6453-2848(月~土 9:00-18:00)
文:発達支援つむぎ 池尻ルームスタッフ
関連リンク
発達支援つむぎ 池尻「初挑戦!中目黒どろんこ保育園でインクルーシブ保育」
インクルーシブ保育の実践は併設施設だけではない 中目黒どろんこ保育園と発達支援つむぎ 池尻ルームの挑戦ー前編
インクルーシブ保育の実践は併設施設だけではない 中目黒どろんこ保育園と発達支援つむぎ 池尻ルームの挑戦ー後編
発達支援つむぎ 池尻ルーム施設情報を見る