一宮どろんこ保育園「巻き寿司作り」

2024.10.09

#発達支援

今回ご紹介するのは食育体験「太巻き寿司」です。郷土料理の一つである太巻き寿司は、古くから冠婚葬祭や地域の集まりの時のご馳走として受け継がれています。一宮町でも毎年開催される祭りの日には太巻き寿司を食べる習慣があります。そこで、太巻き寿司を作る体験をしました。

「太巻き寿司って何だろう?」と子どもたちに問いかけると「おすし!」「太巻きって名前だから太いお寿司じゃない?」「お祭りで食べたことあるよ」と色々な声が聞こえてきました。また、太巻き寿司の写真を見ると鮮やかな模様に目を輝かせていました。

太巻きについて学ぶ子どもたち

乳児は、海苔にご飯と好きな具材をのせ手巻き寿司にしました。「きゅうり」などと野菜の名前も言えるようになり、好きな具材を選び「くるくる」と言葉にしながら一人で巻くことに挑戦しました。

力の加減が難しく、苦戦しながらも自分で巻き、出来上がると「ぼくが作ったんだよ!」と周りの友達に嬉しそうに話す姿が見られていました。

太巻き寿司を作る子どもたち

幼児クラスは、「たまご入れたら顔の口みたいになりそうじゃない?」「お花みたいなの作りたい」と作りたい太巻き寿司をイメージし、作り方を確認し合いながら作る姿がありました。

イメージしていたものと違った際には「具材を減らしてみよう」と具材の量を減らし、「巻き方が違ったんじゃない?」と巻き方を変えてみるなど考えながら作っていました。

完成した太巻き

自分のものが出来上がると「早く食べたい!」「いただきます」と大きな口を開けて食べました。「きゅうり入れたんだよ」「巻き寿司っておいしいね」「家でも作ってみよう」など作った過程や、味の感想など友達と会話を楽しみ達成感を感じながら食べる姿が見られました。これからも、伝統行事や地域の郷土料理を食育や遊び、生活の中で伝えいきたいと思います。

みんなで太巻きを食べる様子

文:一宮どろんこ保育園スタッフ

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